東日本旅客鉄道(JR東日本)は、八王子駅に「駅型学童」、籠原駅に「親子コミュニティカフェ」を開設する。これまで設置してきた駅型保育園の利用者から要望の高い「学童保育」や「病児・病後児保育」へのニーズに応えるため、まず第一弾として「駅型学童」を開業することにした。

 「駅型学童」では、子どもにとって快適な居場所と基礎学力と興味を育むコンテンツを集約し、安心・安全な「放課後の過ごし方」を提供する。「親子コミュニティカフェ」は、子育て支援機能拡充の一つとして、地域の子育てコミュニティ空間となる。保育園だけでなくママ友・イクメンの地域交流の場を設け、「集う」ことの楽しみを提供するとともに、地域の一層の魅力向上を図る。

 駅型学童は、2010年12月、八王子駅南口ビル(仮称)内に開設される。同社が運営する「駅型保育園」の利用者の要望に応え、保育園と同様、子どもにとって快適な居室とセキュリティーを備えた安心・安全な施設とする。また、要望の多い「読み・書き」を中心とした基礎学力養成に主眼を置いた選択性プログラムや、科学実験教室等多様なコンテンツを揃えた学童を目指す。こうした子育て支援施設を2018年4月までに、累計60ヵ所まで開設することを目標とし、積極的に計画を前倒しで達成することで、地域住民との連携を深めたいとしている。

 一方の親子コミュニティカフェは、2011年春籠原駅ビル内に開業予定だ。子ども連れであってもゆっくりと、安心して過ごせることをコンセプトとして、「食」を中心に、「育」「学」「活」のサービス・機能を組み合わせた親子カフェを開設する。特に、「食」については、「環境」「調理」「素材」の安全を第一に、「おいしい」と「安心」を提供する計画。清潔なキッズトイレ・授乳室・おむつ替えスペースを備え、幅広く地域住民が利用できる施設とする。「親子コミュニティカフェ」を少子化時代の子育てインフラとして位置づけ、駅ビル機能との複合開発による相乗効果を図る。

 今回、開設する親子コミュニティカフェ及び駅型学童の両施設には、保育園も新設する計画だ。同社は、子育て支援事業として「駅型保育園」の開発を進めており、これまでに35ヵ所(2010年7月現在)を開設し、約2,000人分(定員)の受け入れ態勢を整備している。

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