その寝技の強さは絶対、打撃も伸びており、何よりも気持ちの強さが伝わってきた柔術セレブことデミアン・マイア

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12日(月・現地時間)ズッファから、9月15日(水・同)にテキサス州オースチンのフランク・アーウィン・センターにて、UFC Fight Night 22開催のプレスリリースがあった。リリースのなかには、メインがミドル級デミアン・マイア×アラン・ベルチャー、ライト級マット・ワイマン×マック・ダンジグの2試合、そして、オフィシャルホームページでは他2試合が正式発表となっている。

4月のUFC112でUFC世界王者アンデウソン・シウバに敗れたマイアの復帰戦の相手は、5月のUFC113で衝撃的なフェースバスターを披露したベルチャーだ。いわずと知れたブラジリアン柔術界の強豪で、引き込むことを厭わず寝技を仕掛けることができるマイアだが、世界戦で徹底して組みつくことを嫌われると、終盤には打撃戦でアンデウソンの顔面にパンチを打ち込むシーンも見せている。

「アラン・ベルチャーはとてもエキサイティングなスタイルの持ち主で、観客の記憶に残る試合になるだろう。再びタイトル挑戦を実現させるための最初の一歩になる」とマイアはリリース上でベルチャー戦に対して語っている。

一方のベルチャーがリリースに寄せたコメントは、「UFCのメインイベントで、戦う機会を与えてもらって感謝している。デミアン・マイアのことはもの凄く尊敬している。ミドル級のトップファイターの一人と対戦できて嬉しい。いつものように、いや、それ以上にファンを熱狂させるよ。狙いはベルトだし、オクタゴンに戻る時が待ちきれない。オースチンはミシシッピー州ビロクシーからほど近い、ホームタウンで戦うようなものだ」というもの。

700キロは離れたオースチンとビロクシーだが、これまでテネシー州メンフィスで戦った試合が最も地元に近い彼にとって、ルイジアナ州を挟んだテキサスでの試合はホームタウン気分になるのだろう。07年4月の同州ヒューストン大会ではケンドール・グローブに敗れているベルチャー、なんとしてもホームの利を生かしてマイア攻略を果たしたいところだ。

また、テキサスでのUFC開催は、そのヒューストン大会、そして昨年9月のダラス大会に引き続き3度目となる。8月にはストライクフォースが、ヒューストンでショータイム・イベントを開催すると正式発表したばかりで、ニア・イベントウォーといえる。

当大会のライブ中継後、SpikeでTUFシーズン12「チームGSP×チーム・コスチェック」が開始することも踏まえると、昨年9月のUFNオクラホマ大会のように(※10日後に同州でストライクフォースがチャレンジャーズを開催した)強力な対戦カードを揃えることが予想される。

そこで、リリースで発表されたもう一つの試合ワイマン×ダンジグ戦だ。両者は6月12日のUFC115で対戦したばかり。この試合でワイマンが仕掛けたギロチンに対し、レフェリーの呼びかけに応えなかったとして失神したとみなされたダンジグがレフェリー・ストップで一本負けとなったが、ダンジグは意識を失っておらず、猛抗議。

呼びかけに応えなかったのは、腕を動かすとギロチンがタイトになるから動くに動けなかったと持論を展開したダンジグ。観客も大きなブーイングを送り、再戦が約束されていた。遺恨マッチの再戦を早々に同大会に持ってきたこともあり、充実のラインナップが出揃うことが期待される。

■UFN 22対戦決定カード

<ミドル級/5分3R>
デミアン・マイア(ブラジル)
アラン・ベルチャー(米国)

<ライト級/5分3R>
マット・ワイマン(米国)
マック・ダンジグ(米国)

<ライト級/5分3R>
ジム・ミラー(米国)
グレジソン・チバウ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ロス・ピアソン(英国)
コール・ミラー(米国)

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