リヴァプールはチェルシーが獲得を目指していると言われるFWフェルナンド・トーレスが移籍した場合の代役として、すでに2人の選手を見出しているようだ。ニースのロイク・レミー(1500万ポンド=約20億円)とレンヌのアサモア・ギャン(2000万ポンド=約26億7000万円))である。さらに、英紙『サンデー・エクスプレス』によると、リヴァプールは一両日中にもMFハビエル・マスチェラーノの退団が明らかになるという。

先週まではバルセロナ移籍が有力視されていたマスチェラーノだが、同クラブが負債を抱えていることから、インテルが争奪戦でバルサを抜くことができたようだ。バルセロナがすべての経済力を、アーセナルMFセスク・ファブレガスの獲得に投じたいと望んでいることも影響しているだろう。バルサのサンドロ・ロセル新会長は、セスク獲得に5000万ポンド(約66億7000万円)を差し出す用意があるとしている。

『サンデー・スター』によれば、アーセナルはセスクの理想的な代役として、ボルドーMFヨアン・グルキュフに注目しているようだ。なお、アーセナルはウディネーゼFWクワドゥ・アサモアの獲得をマンチェスター・シティと争っていると見られる。ただし、同選手はウディネーゼとまだ4年の契約を残している。