英紙『ニュース・オブ・ザ・ワールド』が報じたところによると、ミランはアストン・ヴィラにFWクラース・ヤン・フンテラールを売りこんでいるようだ。その一方で、CSKAモスクワの日本代表MF本田圭佑を獲得しようとしているという。新スポンサーの協力もあり、1500万ポンド(約20億円)を提示しているようだ。トッテナムも本田の獲得に動いているが、こちらのオファーは1000万ポンド(約13億3000万円)だという。

また、フラムは今週にもスヴェン・ゴラン・エリクソン新監督の就任を発表するのではないかと見られている。ただし、フラム内部にはウェスト・ブロムウィッチのロベルト・ディ・マッテオ監督を推す声もあるようだ。

指揮官についての話題と言えば、リヴァプールからチェルシーへ移籍したばかりのMFヨッシ・ベナユンの発言も注目だ。同選手は『ニュース・オブ・ザ・ワールド』の中で、リヴァプールからインテルへと移ったラファエル・ベニテス監督について、「敬意をもって扱われたことがなかった」、「自分自身への自信を打ち砕かれた」、「(アルベルト・)リエラやシャビ・アロンソにしたのと同じように、自分のことを壊そうとした」、「出て行けと命じた」と激しく批判しているのだ。ロングインタビューの中で、ベナユンは次のようにも続けている。

「僕がリヴァプールから出て行った唯一の理由はベニテスだ。チェルシーからのオファーが届いたとき、(ロイ・)ホジソン新監督はまだ就任しておらず、僕にとっては彼(ベニテス監督)ともう1年一緒にやることはできなかったんだ。クラブもそれを知っていた。ベニテスがアンフィールドから出て行ったのは良いことだよ。僕にとっては遅すぎたけど、レッズ(リヴァプール)の全員が、彼がいなくなって喜んでいるのを知っている」