いよいよ“東京国際ブックフェア”の季節がやってきた。

 東京国際ブックフェアは日本最大の書籍の“見本市”。第17回を迎える今年は東京・有明の東京ビッグサイトで7月8日から11日までの4日間にわたり開催され、世界30ヶ国から過去最大1000社が出展している。様々な出版社や出版関連企業が、趣向をこらして自分たちの商品をPRする、出版業界の“お祭り”である。


 特に賑わいを見せていたのが電子書籍関連のゾーン。「電子書籍端末ゾーン」「デジタルコンテンツソリューションゾーン」「デジタルパブリッシングフェア」にはグーグルや大日本印刷をはじめ多くの企業ブースが立ち並び、電子出版をPR。ブックフェア内には「グーグル」のブースでもらえる紙袋を持ち歩く人が多く見られた。


 また、同じく「電子書籍」で特徴的だったのが、「iPad」に対応した電子書籍や雑誌をブース内で実演する出版社や電子書籍関連企業が多かったこと。

 例えば『超訳 ニーチェの言葉』が大ベストセラーとなったディスカヴァー・トゥエンティワンのブースでは、世界初の音声付・2ヶ国語の電子写真集『STYLE from TOKYO』を「iPad」で体験可能だ。世界で注目されるファッションフォトグラファー、シトウレイ氏によって撮影された鮮やかな写真が「iPad」の画面に映ると、ブースを訪れていた人々から感嘆の声が漏れていた。


 新刊JP編集部お勧めのゾーンはなんといっても「読書グッズゾーン」。
 色彩豊かなブックカバーや寝ながら読書をするときに便利な「読書スタンド」など、読書生活を豊かにするグッズが並び、読書好き、小物好きならば必ず楽しめるだろう。

 「丸山繊維産業」のブースでは、ふすま生地を紙で裏打ちしたオリジナルブックカバーが展示・販売されている。
 丸山繊維産業は奈良市でアンテナショップ「ねっとわーくぎゃらりーならっぷ」を運営しており、夏らしい爽やかな手触り感のある生地に、犬や猫、鹿から模様まで可愛い装丁が施されたブックカバー100柄が用意されていた。女性と一緒に行くと、なかなかそのブースから離れなくなりそうなので要注意だ。
 

 「出版業界は元気がない」という言葉が嘘のように思えるほど、活気に溢れていた「第17回 東京国際ブックフェア」。電子書籍はもちろんのこと、各出版社の試みなど、出版の最先端を知ることができる。

 一般公開日は10日(土)と11日(日)。新刊書籍が割安の価格で購入できるほか、トークショー、サイン会といったイベントも盛りだくさん。本好きの人は是非足を運んでみよう。
(新刊JP編集部/金井元貴)

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