クチコミ人気が高まっている湯治宿「藤三旅館 湯治部」(岩手県・鉛温泉)一泊二食6000円程度。割引ならもっと安くなることも!

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夏休みのプラン、もう決めた? 今年はお盆が週末にあたって長期休暇が取りづらいこともあり、国内旅行が人気。なかでも今注目されているのが「宿デスティネーション旅」。コレは滞在型の温泉をはじめ、宿坊、農家民泊、湯治宿など「目的地を宿にして、ゆっくりすごそうよ…」という旅のスタイルのことだ。そんな「宿デスティネーション旅」派の宿選びが微妙に変化してきているという。クチコミ重視はあいかわらずだが、大手宿サイトなどの「多数決的なクチコミ」を重視しなくなってきているというのだ。

書籍化された「一度は泊まりたい有名宿 覆面訪問記」

彼らが重視するのは、“自分と価値観が似ている少数の人”のクチコミ。レストランと違い、宿泊は滞在時間も長く、料理、接客、温泉の質…など人によって満足ポイントが大きく変わる。だから「100人がいいという宿よりも、自分と似た嗜好の1人がすごく気に入った宿に泊まりたい」というわけだ。大手クチコミサイトには、いわゆる「サクラ」的な意見と感じられる書き込みも見受けられ、意外にいい宿が見分けられない、という声もあるようだ。

「温泉宿大賞」などが定評ある雑誌『自遊人』の編集長、岩佐十良氏も「確かに個人の嗜好を大切にした宿紹介のページは年々人気が高くなっています」という。同誌で一番の人気連載も、編集長自らが人気宿に潜入取材し「ここが良かった!」「ここは改善して欲しい」と自分の嗜好を率直にクチコミしている「覆面訪問記」という連載だ。

人気が高じて6月に『一度は泊まりたい宿 覆面訪問記』として書籍化された。辛口の覆面取材にもかかわらず「価値観に共感した人」からの予約が殺到することから、最近では「載せてください」と連絡してくる宿もあるという。

ちなみに、個人の嗜好を重視したことは、意外な効果も生んでいる。「個人の嗜好を反映した宿紹介では、かなり詳しく詳細までレポートしないと、何が良くて何が悪いかが伝わらず、読者が満足できないんです。なので、1つの宿に対して、通常ありえないくらいの文字数と写真で紹介しています」というのも岩佐氏がこだわった点なのだが、そのライブ感が旅気分をそそるのか、読者から「いつもは旅行に腰が重い彼(夫)が、本を読んだら急に「この宿に行こう!」と乗り気になった」という感想も多数寄せられているそう。

宿選びに失敗したくない人にも、腰が重いパートナーを誘いだすのにも「個人のクチコミ」の効果はアナドレナイ!?【東京ウォーカー】

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