参議院選挙で生き残る政党はどこ?

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 7月11日の参議院選挙投票日はもうすぐそこだ。

 ワールドカップ南アフリカ大会での日本代表の躍進や大相撲の野球賭博問題などに隠れ、あまり大々的にメディアに取り上げられていない印象もあるが、菅内閣になって初めての選挙だけあり、民主党にどう評価が下されるのか、自由民主党の復権は…と注目すべき点は多い。

 そんな今回の参議院選挙の中で目立つのが新党勢だ。
 民主党でも自民党でもない、第3の政党として生き残るのはどの新党なのか。ここでは、注目を集める2つの政党「みんなの党」と「新党改革」を、7月10日に出版されるジャナーリスト・田原総一朗氏の新刊『知らないではすまないニッポンの政党』(アスキー・メディアワークス/刊)から田原氏の評価とともにお伝えする。

 まずは「みんなの党」。2009年8月に結成、同月に行われた衆議院議員選挙では5人が当選している。代表の渡辺喜美氏の個性的で物怖じしないキャラクター、無駄を徹底排除する方針で支持を集め、台風の目として一目置かれている。
 しかし田原氏は、「支持率を急速に伸ばした民主党の勢いが続けば(中略)議席数は、当初言われていたほど伸びないのではないか」と評価。さて、どうなるのか。

 「新党改革」は2008年8月に結成された「改革クラブ」を原型とした政党だ。2010年4月に人気の高かった舛添要一氏が自民党を離党し、「改革クラブ」に合流。そのまま舛添氏が代表につき、名前も「新党改革」となった。現在の議席は参議院の6席のみ。
 田原氏は「政策目標は総花的で特徴がつかみにくい」と評するが、将来の自民党総裁候補とも言われた舛添氏。この参議院をどう戦い抜くか注目だ。

 本書には他に「たちあがれ日本」や「幸福実現党」といった新党の評価や、各党の代表者のインタビューを掲載。また、前半部分は戦後の日本政治史がまとめられており、どうして日本政治は現在の問題を抱えてしまったのか、その流れを読み解くことができる。

 今の日本の政治を知るためにはうってつけの新書だといえよう。
(新刊JP編集部/金井元貴)


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