「野球賭博処分その他の大相撲関連ニュース」(各局)2010年6月、7月

   何が呆れるといって、鬼の首でも取ったように大相撲の処分についてニュースで放送するNHKの厚顔ぶりだ。巨額な放送権料を支払い、長年ぬくぬくと相撲業界を甘やかしてきた責任の一端はこの局にある。先日もちょっと触れたが、NHKに限らず、新聞、テレビの相撲記者たちは、黒い人脈との癒着に気付いていなかったはずがないし、朝青龍をはじめ、巨体を写せば視聴率も稼げるとばかり、彼らを追いかけ回して絵取りし、調子よく飯のタネにしてきたのである。今更、道徳家ぶって糾弾するとはお笑いだ。
   福地会長は名古屋場所の中継中止を決めたが、未練がましく全取組終了後にダイジェスト版を放送するという。呆れる。一切放送ナシとするべきだった。角界のお詫び会見だけで、事件が落着とは誰も思っていないし、並んだ相撲取りが全員潔白とも思っていない。ますます疑わしい組織、限りなく黒に近い灰色集団だと皆が考えている。
   不祥事で契約者が激減したかつてのNHKのように、やくざの影がチラチラする団体の興行を、大金を使って放送していたNHKには受信料など支払う必要はない。NHKの下心が見えるのは、街の声と称して「私は相撲ファンなので、もしなくなれば寂しいです」とか、寄せられた視聴者の声にもファンの放送希望があると吹いている。本心では放送したかったからである。怖いもの見たさて、名古屋場所の視聴率が上がるとでも計算していたのだろうか。

(黄蘭)

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