2010年7月5日、関係者によると、欧州最大のスーパーマーケットチェーン、カルフールは、マレーシア、シンガポール、タイの支社を売却し、10億ドルの資金を募集する計画を立てている模様。
 報道が事実であれば、カルフールは日本、韓国、ロシアに続き、再びアジア市場から撤退することとなる。
 6日、カルフール中国地区スポークスマンの陳波氏は、同報道に対し、「まだグループから売却計画の報告は受けていない。カルフールは今年中国市場で20―25店舗を開店する計画である。」と、カルフールの中国での運営には影響しないとの姿勢を強調した。

(China Press 2010:IT)