東リ(株)は、7月6日(火)、東京・港区の「メルパルクTOKYO」にてプレス向けの新商品発表会を開催、今夏に発売するビニル系床材、カーペット、壁装材、オーダーカーテンの計8品種の新商品を発表した。

ビニル系床材として新発売されるのが「東リプリントタイル」4シリーズ(7月23日発売)、コンポジションタイル「Vinyl Soil(ビニルソイル)」(7月23日発売)、簡単リフォーム床材「LAYフローリング」(6月8日発売)の3品種。「東リプリントタイル」シリーズは、1986年の発売以来のロングセラーとして信頼性の高いブランドである。今回はひし形や正六角形など新たな形状の提案の他、抽象柄の充実、木目調壁面仕上げ材「リアルデコ」との同柄同色の投入など、意匠性を向上させた。また「LAYフローリング」は、莫大な潜在需要が見込まれるリニューアル市場に向けて開発された床材で、既存の床に重ねて貼れるのが大きな特徴。耐久性とメンテナンス性にも優れ、特に賃貸住宅におけるリニューアルではコスト面で大きなメリットがある。すでに昨秋からテスト販売を実施、好評だったことから今回の正式な発売となった。

カーペット関連では、グラフィックタイルカーペットGXシリーズ「コンティニュアス」(8月4日発売)、タイルカーペットGAシリーズ「GA-100W」「GA-8800EM」(8月4日発売)の3品種が新発売される。この中で特徴的なのが「GA-8800EM」。同商品のパイルには、自動車のエアバッグの工場内端材を再生材料としたリサイクル率100%のナイロン糸を使用、バッキング材にもリサイクルシートを使用しており、パイルからバッキングまでトータルのリサイクル商品となっている。エコマーク認定品。また「GA-100W」はロングセラー商品「GA-100」の意匠性を高めたもので、ストライプの配置を工夫することによって、より立体的なデザイン性を実現した。この他、壁装材として「リアルデコ」(7月23日発売)の新作、オーダーカーテンでは「プラスボヌール」(6月24日発売)を発表した。なお発表会では、柏原賢二社長が挨拶、2009年度の概況、昨年スタートした中期経営計画「変革と挑戦2011」の進捗状況、昨年発売した新商品の動向などを報告した。また今年度以降の中期経営計画の取り組みについて3つの重点項目を掲げた。1つ目は住宅市場のシェア拡大、特に今回新発売した「LAYフローリング」を中心にニューアル市場の開拓を目指す。2つ目は環境対応商品のさらなる開発、そして3つ目が大学の研究機関や異業種企業との技術提携による新分野への挑戦である。すでにいくつかのプロジェクトが進んでいるとのことで、その成果の1つとして今秋には「発電床」が発売される予定。