AmazonのキンドルやiPadなど、電子書籍を試聴可能な端末が注目されるなか、その機能性を賛辞する声や、やはり本は紙でなければ、という声、はたまた文献を読むのは電子だけど大事な本は紙で、といった併用を薦める意見など様々だが…
 
 
 みんな大事なことを忘れてないか?

 紙や電子じゃなくても本は作れることをね。

 たとえばパンとか。

 この四角い形といい、茶色さ加減といい、見れば見るほどこいつは“本”だ。
 
 わかりやすいように“本”っぽく切ってみる。


 ○武デパートで買った高級食パンは耳がしっかりして、触り心地はハードカバーそのもの。


 完成!この本がパンでできているなどと誰が思うだろう。
 しかし“白紙”のままでは完全な本とは呼べない。

 
 1ページ目に新刊JPのマスコットキャラクター「新刊くん」を描いてみた。
 溶かしたチョコレートを爪楊枝につけて書くと細かい作業も可能(絵心はなし)。


 画だけじゃなくて字も書けることを証明すべく、敬愛するデューク○郷の名言も書いてみる。わかりやすいように大きな文字で書いたが、もっと小さな字も全然書ける。

 “読み終えたら食べる”という新しい処分方法が可能な、まさに次世代の本。 
 しかし万が一実用化でもされた日にはバイオ燃料と同じ論争が巻き起こるだろうな…

 紙とデジタル、出版業界は揺れに揺れているが、私たちがこの記事で提示したかったことは、未来の出版には紙やデジタルだけではない、様々な選択肢があるということだ。そして、これからも私たちは「オルタナティブな出版」の可能性を模索していきたい。



 おあとがよろしいようで。
(新刊JP編集部/山田洋介)

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