2月に東京〜大阪間が500円という、圧倒的にリーズナブルな夜行バスの「ワンコインシート」が登場したことをお伝えしましたが、今度は500円〜1000円程度で空の旅を楽しめる「立ち乗り飛行機」が登場することが明らかになりました。

「飛行機に立ち乗り」というのは離着陸時のことを考えると、あまり快適とは言いづらいかもしれませんが、少しでも旅費を抑えたい旅行者には喜ばれそうです。

詳細は以下から。
Ryanair to sell £5 tickets for standing-room only flights - Telegraph

この記事によると、格安でサービスを提供している航空会社「Ryanair」の最高経営責任者(CEO)のMichael O'Leary氏が飛行機に「立ち乗りシート」を新たに導入する計画であることを明かしたそうです。

O'Leary氏は飛行機の後部にある10列のシートを取り払い、代わりに立ち乗り用のシートを15列設けることで、より多くの乗客を乗せることを計画しており、立ち乗りシートは4ポンド〜8ポンド(約530円〜約1060円)の間の運賃で利用できるとのこと。

立ち乗りシートのイメージムービーはこんな感じ。
YouTube - Plans for new standing area on Ryanair flights


左が通常のシート、そして右が立ち乗りシートです。


なんだかスタンディングタイプのジェットコースターのシートを思い出しますね……。


なお、安全テストは来年実行される予定となっていますが、イギリスの民間航空局はこの計画について、飛行機の座席にはシートベルトを設置することが航空法で定められていることなどを挙げた上で、立ち乗りシートが安全要求事項を満たすには努力が必要であると指摘しています。

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