約1年振りの登場となったレスナーは絶対絶命のピンチを凌ぎ、逆転の一本勝ち。オクタゴンサイドには、スティーブ・オースチン、ドゥエイン・ジョンソン(ザ・ロック)といった旧友も駆け付けた

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7月3日(土・現地時間)、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランド・ガーデンアリーナでは、UFC116「LESNAR vs CARWIN」が開催された。

メインイベントでは、世界ヘビー級王者ブロック・レスナーと、同暫定王者シェーン・カーウィンが王座統一を賭け激突。一週間前の6月26日(土・同)、ストライクフォースにおいて、皇帝エメリヤーエンコ・ヒョードルがファブリシオ・ベルドゥムにまさかの一本負けを喫したことで、もう一つのヘビー級=UFC王座統一戦の行方は俄然興味深いものになっていた。

試合は、ガードを固めるレスナーに対し、カーウィンがその隙間に強烈な左のアッパーを突き上げると、テイクダウン狙い切ってヒザからダーティボクシングでダウンを奪い、一気にフィニッシュを狙う。だが、これを凌いだレスナーは、疲れの見えはじめたカーウィンにとって未知の領域となる2Rに突入すると、テイクダウンからマウントを経由して肩固めへ。一時はKO寸前まで追い込まれたレスナーが、大逆転となる一本勝ちで王座統一に成功した。

また、ヴァンダレイ・シウバの負傷欠場で、対戦相手が2週間前のTUFフィナーレで試合を行ったばかりのクリス・レーベンへと変更になった秋山成勲が二度目のUFC参戦へ。初回こそ、見事なテイクダウンで試合をリードしたものの、2R以降に失速。スタミナを切らし、動きが止まると、3Rにはテイクダウンを奪いながらも、下からレーベンの左フックとエルボーのワンハンド・コンビネーションを浴び、最後は三角絞めで一本負け。勝ったレーベンは「アイ・ウォント・ヴァンダレイ」と、シウバ戦をアピールした。

その他にも、UFC参戦後5連勝で今年2月にはジョー・スティーブンソンを撃破しているジョージ・ソティロパロスが、好勝負の末、カート・ペルグリーノを撃破。TUFシーズン10ファイナリスト=ブレンダン・シャウブはライトヘビー戦でクリス・トゥクシャーから僅か67秒で勝利を挙げた。

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第11試合 UFC世界ヘビー級選手権試合/5分5R
[王者]
○ブロック・レスナー
(米国)
2R2分19秒
肩固め
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[暫定王者]
シェーン・カーウィン×
(米国)
第10試合 ミドル級/5分3R
×秋山成勲
(日本)
3R4分40秒
三角絞め
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クリス・レーベン○
(米国)
第9試合 ウェルター級/5分3R
○クリス・ライトル
(米国)
2R2分2秒
アームロック
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マット・ブラウン×
(米国)
第8試合 ライトヘビー級/5分3R
×クリストフ・ソジンスキー
(カナダ)
2R3分8秒
TKO
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ステファン・ボーナー○
(米国)
第7試合 ライト級/5分3R
○ジョージ・ソティロポロス
(豪州)
3R終了
判定
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カート・ペルグリーノ×
(米国)
第6試合 ヘビー級/5分3R
○ブレンダン・シャウブ
(米国)
1R1分7秒
TKO
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クリス・トゥクシャー×
(米国)
第5試合 ライトヘビー級/5分3R
×セス・ペトルゼリ
(米国)
2R3分5秒
アームバー
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リカルド・ロメロ○
(米国)
第4試合 ミドル級/5分3R
○ケンドール・グローブ
(米国)
3R終了
判定
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ゴラン・レジッチ×
(クロアチア)
第3試合 ウェルター級/5分3R
○ジェラルド・ハリス
(米国)
3R2分35秒
TKO
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デイブ・ブランチ×
(米国)
第2試合 ウェルター級/5分3R
○ダニエル・ロバーツ
(米国)
3R終了
判定
フォレスト・ペッツ×
(米国)
第1試合 ヘビー級/5分3R
○ジョン・マドセン
(米国)
3R終了
判定
カルロス・ヴェモラ×
(チェコ)