■第10試合 ミドル級/5分3R
クリス・レーベン(米国)
Def.3R4分40秒/三角絞め
秋山成勲(日本)

1年振りの実戦となる秋山と、2週間だけというレーベンの一戦。いきなりレーベンのローをキャッチし、テイクダウンを奪った秋山だが、レーベンは潜りから立ち上がる。その際にハイを見せた秋山だが、これは空振りに。前に出て、レーベンが左右のパンチ、ローを見せると、左を放った秋山だが、レーベンの左、さらに左ロー2発を受ける。

ここで秋山の右ローがレーベンの急所を直撃、インターバル直後に秋山の右ストレートがヒットする。バックハンドブローをよけられた秋山だが、直後のダブルレッグでテイクダウンを奪う。レーベンは腕十字からハイガードで秋山を固定する。再び十字を狙ったレーベンだが、腕を引き抜いた秋山が首を固定し、反対に腕十字を狙う。


そのまま態勢を起こした秋山がアームロックの態勢になるが、大事をとって攻め急がず、レーベンの動きに合わせてハーフへ戻る。首を殺して左側にパスを狙う秋山。ロックダウンから潜り、レーベンが立ち上がる。ラウンド終了間際にレーベンの左を受けるが、秋山は大外刈りでテイクダウンを奪い初回を終えた。

2R、レーベンの左を受けた秋山、口が開き気味になりスタミナに不安が残る。秋山のガードが下がり、不安が広がるなか、レーベンの左を受けて、前方に倒れこみそうになる。ここで秋山のパンチでレーベンもバランスを崩し、試合は先が見えない乱打戦へ。

払い腰のような形でレーベンを投げ捨てた秋山は、ケージにレーベンを詰めてスタミナの回復を図る。レーベンを立たせないよう腰をコントロールする秋山が、テイクダウンを狙うとレーベンもギロチンを見せる。両者ペースダウンしており、力が感じられないなか、秋山が頭を引き抜き、試合は再度、殴り合いへ。

足が揃った状態でパンチを受ける秋山が、ケージに詰まった状態で投げを狙ったところで大ピンチに陥った2Rを終える。

最終ラウンド、両手を広げ場内を煽るレーベンが笑顔を見せる。秋山も笑顔を返し、最後の5分がスタート。レーベンは左からダーティボクシングを仕掛け、秋山も足を使おうとするが、スタミナが切れているのは明らかだ。

レーベンがハイ、ローを見せるが、秋山がパンチを合わせてテイクダウンに成功する。ハイガードから十字を仕掛けるレーベン。腰を浮かせた秋山は、一瞬タップしたように見せながら、腕を引き抜くとそのままマウントへ。肩ブリッジからハーフに戻したレーベンに、秋山はトップキープに徹するが、レーベンは下からパンチを見せる。

レーベンはフルガードに戻し、左フックとエルボーのワンハンド・コンビネーションを続ける。トップを維持するも手数の少ない秋山、残り試合タイムは60秒に。レーベンは秋山の頭を押し、戻してくるところにエルボーを放つ。続けて、三角絞めを見せたレーベンは、秋山の頭を固定し下からパンチを放っていく。

頭を引き抜くように後方に立ち上がろうした秋山だが、ヒザが折れると、ここでタップ。「アイ・ウォント・ヴァンダレイ」とアピールしたレーベンは、日本のMMAをリードする存在となったセクシーヤマを踏み台に、再びUFCトップシーンに戻ってきた。

一方、敗者ながらインタビューの機会が与えられた秋山だが、英語で返答したものの息が切れており、彼の声はファンにほとんど届くことがなかった。