ベスト8が出揃ったサッカー・ワールドカップ南アフリカ大会は、日本時間2日23時開始のオランダ―ブラジル戦からいよいよ準々決勝が始まる。今大会のベスト8の顔ぶれについて、騰訊網スポーツチャンネルは「史上初めてスペイン語圏の国が4カ国入った」と伝えた。

 今大会のベスト8のうち、スペイン・アルゼンチン・ウルグアイ・パラグアイがスペイン語圏の国だ。うち3カ国が南米に位置しており、今大会における南米勢の勢いをあらわしているとも言える。これまで、スペイン語圏勢のベスト8進出は最大で3カ国だった。1970年にはウルグアイ・ペルー・メキシコが、86年にはメキシコ・アルゼンチン・スペインが進出している。しかし、90年以降はアルゼンチンとスペインが交互に進出するのみだった。

 準々決勝ではスペインとパラグアイが「スペイン語圏対決」を行うため、最大で3カ国が準決勝に進む可能性がある。準決勝以降、「スペイン語圏選手権」となるのか、それとも南米の4チームが全て勝ちあがり「南米選手権」の様相を呈するのか、はたまたガーナが奮闘してアフリカ勢初の4強進出を成し遂げ、「3大陸選手権」に持ち込むのか…準々決勝の勝ち上がりに注目したい。(編集担当:柳川俊之)



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