良い意味でも悪い意味でも、常に彼とともにニュースはあるようだ。今回は、おもちゃのピストルと警察への通報だ。主役となったのは? インテルFWマリオ・バロテッリである。ただ今回、バロテッリは叱責を受けるだけで済んでいる。

“事件”が起きたのは27日。舞台はミラノのレプッブリカ広場だ。バロテッリは3人の友人と一緒に、アウディR8に乗っていた。そして18時30分、あるミラノ在住の女性が113番(日本の110番に相当)通報をする。≪黒のアウディに乗っている“アフリカ”の若者たちが、レプッブリカ広場を通り過ぎながら宙に向けて銃を発射した≫ことを知らせるためだ。

タイヤの車輪の色からすぐに見つけることができた警察は、バロテッリたちの車を停車させた。運転していたバロテッリは、おもちゃのピストルを警官たちに渡し、謝罪をしたという。バロテッリは自らの行動を「浅はかなこと」と称し、すべての責任を負うとしていたそうだ。そのため、警官たちは車内にいた全員の身元を照会しただけにとどまったとのことである。