リビタ 12棟目の一棟丸ごとリノベーション『リノア多摩川コルテ』を竣工

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東京電力グループの(株)リビタは、12棟目の一棟丸ごとリノベーション『リノア多摩川コルテ』をこのほど竣工し、6月24日、引き渡しを前にプレス向けの見学会を開催した。

リビタの『一棟丸ごとリノベーション』は、既存建物の安全性や価値を徹底的に調査の上で、共用部の大規模修繕、デザイン・最新設備の導入によるバリューアップを行い、専有部は自由設計も可能なマンションとして分譲するプロジェクトである。
今回分譲された『リノア多摩川コルテ』は、大手企業の社宅だった築17年の建物(平成4年建設)を一棟丸ごとリノベーションして分譲したもの。ペアガラスの採用や「エコキュート」による一棟丸ごとオール電化の導入などの点が高く評価され、国交省「平成 21年度住宅・建築物省エネ改修推進事業」に採択されている。
『リノア多摩川コルテ』では、床・壁・建具・キッチンの面材の色を選べる「カラーオーダーコース」と各戸20以上のプランバリーエーションを設定した「アレンジコース」、インフィルスタイリストと“1”から創り上げる「カスタムコース」など、エンドユーザーの幅広い要望に応えるインフィル設計コースを設定している点が大きなポイント。また、「平成 21年度住宅リフォーム推進モデル事業」に採択され、共同住宅では日本で初めて、「既存住宅販売かし保険」(ハウスプラス住宅保証)に加入していることも魅力となっている(従来は、第三者機関による入念な躯体検査を実施、同社が事業主として保証をして来たが、今回は瑕疵保険に加入した)。
『リノア多摩川コルテ』は、川崎市多摩区の住宅地に立地。構造規模は、鉄筋コンクリート造5階建て。敷地面積2,772.83平米、延床面積5,418.43平米。専有面積68.50〜 71.00平米。間取りは1LDK+2S〜3LDK。価格は2800万円台が中心となっている。最寄り駅は、JR南武線・小田急線の登戸駅、もしくは JR南武線の宿河原駅。新築の地域的な相場としては、およそ3500〜4000万円台であるとのこと。昨今は、エンドユーザーの間で、リノベーションに対する認知度が高まっていることから、この『リノア多摩川コルテ』も、地域性と物件を比較して、新築でもなく、また単なる中古でもない、第三の住宅取得の選択肢として、大変好評であったとのこと。昨年12月の販売開始後、全 67戸を即日完売した。
購入層は、小さな子供がいたり、出産が間近な若いファミリー層がメイン。四季の緑が溢れる入居者専用のプレイロットも大きなポイントだったようだ。
ちなみに、購入者が選択したタイプは、「カラーセレクトコース」(原状の3LDKの間取りを活かしながら、水周りをすべて更新したタイプ、床・壁とキッチンの面材のカラーを選べる)を選択したエンドユーザーが約4割。約5割がアレンジコースを選び、1割が自由設計のカスタムコースを選んだ。

また、「リノア多摩川」内に「無印良品+ReBITAリノベーションプロジェクト」の第3弾としてつくられた「見え隠れワンルーム」は、子育て中の女性建築家が設計を担当した、無垢の木のぬくもりとフレキシブルな機能が特徴。制約の多い壁式構造の既存の空間全体を、廊下と居室に分けて考えるのではなく、くびれながらつながっていくワンルームととらえ、可動式の収納や間仕切り壁、ストリングスカーテンでゆるやかに仕切ることで、様々な生活シーンに対応する。天井には鉄筋を配し、クリップ式のスポットライトやスピーカー、プロジェクターなどを暮らし方に合わせて自由に配置出来る。