人気書道家・武田双雲さんに聞いた“ポジティヴ思考の秘訣”(3)

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 『武田双雲にダマされろ』(主婦の友社/刊)が好評の人気書道家・武田双雲さんへの単独インタビューもいよいよ最終回。
 今回は武田双雲さんが普段どのような本を読むのか、そして書道家として気をつけていること、これからの人生について聞いている。

 「世界中の人が“心から楽しいっす”と思えるような世の中になって欲しい」と語る武田双雲さんの“これからの人生”とは…?


◇    ◇    ◇

■「世界中の人が“心から楽しいっす”と思えるような世の中になって欲しい」

―その双雲先生のポジティブな考え方は、どのような方の影響を受けていらっしゃるのですか?

武田双雲さん(以下、双雲)「自己流ですよ。でも、色んなジャンルの本を読んでいます。ビジネス書、自己啓発…小説はあまり読まないんですが、最近はビジネス書はたくさん読みますね。」

―お気に入りの作家さんなどはいらっしゃいますか?

双雲「例えば本田直之さんはとても面白いと思います。深いことを、絞りにしぼってとてもわかりやすくシンプルに表現できる人。できない人の立場にしっかりと立って、読んだ人が確実に効果が得られるような本を書けることは本当にすごいと思います。」

―その他にどのような本を読みますか?

双雲「他は偉人伝も好きですね。レオナルド・ダ・ヴィンチとかチャップリン、本当に色々な人の伝記を読みましたが、弘法大師空海には相当影響を受けていと思いますよ。」

―子どもの頃から読書が好きだったのですか?

双雲「子どもの頃はマンガと、あとは宇宙の本が好きでした。高校の頃からですけど、相対性理論にハマったりして(笑)。今でも光とは何か、時間とは何かといったテーマの本は好きですし、『ニュートン』は愛読していますよ。」

―書道家・武田双雲先生としてお話を聞きたいのですが、書道家として書を書く時、気をつけていることはなんですか?

双雲「エネルギーと、人にしっかりと伝わることですね。ちゃんとその書の表現したいことが伝わるか。エネルギーがないと伝わらないですし、書く前後は書を見る人、相手のことを考えています。日々の些細なことにいかに感動できるかも重要だと思っています。」

―現在、「武田双雲×百段階段〜これまでの人生 これからの人生〜」という個展を開催していらっしゃいますが、その第1部が「これまでの人生」、第2部「これからの人生」。「これからの人生」をどういう風にしていきたいですか?

双雲「より多くの人を楽しませたいですね。本書の冒頭の言葉、“心から楽しいっす”と世界中の人に思って欲しいです。とても単純でシンプルなことだけど、実はそれってすごく難しいんですよね。でも、難しいからこそやりがいがあります。」

―では、このインタビューを読んでくださっている皆さんにメッセージをお願いします。

双雲「もっともっとお互い楽しみましょう、1回きりの人生を。」


◆取材後記
 このインタビューを行ったのは双雲さんのアトリエ。爽やかな風が吹く部屋の中でお話をうかがった。
 お話の中で特に印象的だったのは、「大人は出来ない理由を集めることについてはプロフェッショナル」という双雲先生の言葉。確かに、子どもは何もなくても遊ぶことができる。あの発想力をどうして私たちは途中で忘れてしまうのか。少し考え込んでしまった。この『武田双雲にダマされろ』はその発想力を鍛えるための1つの大きなきっかけを与えてくれそうだ。
(取材・記事/金井元貴)


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