“KING OF POP”マイケル・ジャクソンが突然の死を迎えてから1年が経った。その間、様々な追悼作品がリリースされ、映画「THIS IS IT」が世界的な大ヒットとなったが、それは出版業界も同様だ。

 マイケル・ジャクソンに関するたくさんの書籍や写真集が出版され、たくさんの人がマイケルの本当の姿を知り、思い出や功績を語り合った。ここではそんなたくさんのマイケル本から特に読者から高い評価を受けているものを中心に紹介していく。


▼ある一人の少女が経験した“マイケルとの夜”
『マイケル・ジャクソンに捧ぐ テレサ・イン・ネバーランド』(テレサ・J・ゴンサルベス/著、山口明雄/翻訳、三才ブックス/刊)

 本書の著者であるテレサは小学生の頃からマイケルにファンレターを送り続け、16歳のときに初めてマイケルと面会。ラスベガスでジャクソン一家と過ごし、マイケルの初めてのガールフレンドであるとも言われる人物だ。そんなテレサがマイケルに手紙を送るという形式で執筆されており、一人の男性としてのマイケルの姿が見えてくる。心が温まる一冊である。

▼“日本一のマイケル愛好家ミュージシャン”が語る真実
『新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書』(西寺郷太/著、ビジネス社/刊)

 日本一のマイケル愛好家ミュージシャンといえばノーナ・リーブスのヴォーカリスト・西寺郷太さんだ。マイケル関連の番組に出演する姿をよく見るが、その知識量は凄まじいもの。マイケルファンたちも認める本書は、マイケルの入門書としてうってつけだ。
→新刊JPニュースで書評を配信(http://www.sinkan.jp/news/index_824.html

▼“KING OF POP”が残した唯一の自伝
『ムーンウォーク―マイケル・ジャクソン自伝』(マイケル・ジャクソン/著、田中康夫/翻訳、河出書房新社)

 1983年から1988年の5年間をかけて、彼自身が自分の半生を語った自伝。1988年に一度出版されて以来、2009年に21年の歳月を経て再び出版された。マイケルのプロ意識、エンターテインメントに対する想いなど、彼の言葉だからこそリアルに伝わってくる1冊である。

▼マイケル・ジャクソンの貴重な写真を掲載した一冊
『LIFE MICHAEL 1958-2009 ライフ誌特別編集 マイケル・ジャクソン追悼』(ライフ誌/著・編集、ディスカヴァー・トゥエンティワン/刊)

 マイケル・ジャクソンに関する本の評価を見ていると、よく「マイケルの愛を感じられるか」を評価基準にする読者が多く見られる。本書のその1つ。マイケルの素顔が写っている貴重な写真を多数収録した本書は、マイケルファンにとってのマストアイテムである。


 いかがだろうか。その他にもたくさんのマイケル本が出版されているが、何より大事なのは、その本がマイケルへの愛に溢れているかということ。商業主義に則り、追悼本を出したとしても、読み継がれていくような本にはならない。

 マイケルはもういないが、マイケルの遺した作品は永遠だ。それをどう語り継いでいくか、それは私たち次第である。
(新刊JP編集部/金井元貴)


【関連記事】 元記事はこちら
かつての恋人が明かす“等身大のマイケル・ジャクソン”
ミュージシャンにしてマイケル愛好家の西寺郷太が描き出す“マイケル・ジャクソンの光と影”
「ファンクの帝王」の生き方から見える“人間力”

【新刊JP注目コンテンツ】
『テレサ・イン・ネバーランド』特集ページへ!
元・恋人が明かす、マイケルへのラヴ・レター。(新刊ラジオ 第1157回)