日本一高い山にできる大行列の正体

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 ここ近年、富士山に登る人が増えている。

 7月1日から8月31日の2ヶ月間、富士山八合目でカウントした登山者数は、2005年で約20万人。それから年々増えていき、2008年は約30万人、天候不順だった昨年でさえも29万人以上を記録している。単純計算で一日約2000人もの数だ。そういえば以前、富士山に登った筆者の知人は「ご来光を拝むために山頂付近が大渋滞になって、全然前に進まなくなるんだよ。まるでディズニーランドみたい」と話していた。

 標高3700メートル地点で出来る大渋滞。なんとも可笑しな光景だが、それだけ日本一高い山“富士山”が注目を集めているということだ。

 富士山を登るための道、“登山道”は4つのルートがある。
 山梨側からは吉田ルート。静岡側からは須走ルート、富士宮ルート、御殿場ルートの3つ。それぞれ異なる特徴があり、その気になれば4つのルートを制覇するという楽しみ方もできる。

 初心者でも安全に富士山を登山するための技を教えてくれる『日本人なら富士山に登ろう!』(田部井淳子/著、アスキー・メディアワークス/刊)によれば、初心者にお勧めなのは吉田ルート。登山口から頂上までの標高差は1405メートルで、何より首都圏からのアクセスが良く、山小屋も充実している人気ルートだ。

 逆に本格的な登山をしたいのであれば、御殿場ルートだ。登山口から頂上までの標高差は2260メートルで、コース距離は17キロメートル。日帰り登山は確実に無理なので、念入りな準備が必要となる。

 『日本人なら富士山に登ろう!』は富士山登山の初歩からしっかり説明してくれる新書。服装や持ち物をはじめ、高山病への対応策など、登山する前につけておきたい知識が詰まっている。この夏、初めての富士山の登山を計画している人は読んでおきたい。
(新刊JP編集部/金井元貴)


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