“マグロ取引の今後”を池上彰が丁寧に解説

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 今、最もホットなジャーナリスト、といえば池上彰だろう。

 この春からスタートした初の冠番組「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」(テレビ朝日系)の視聴率は、10%代後半を推移。数ある報道番組の中でも常に高い評価を得ている。さらに、その「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」の番組公式参考書『そうだったのか!池上彰の学べるニュース』(池上彰/著、海竜社/刊)も好調だ。

 本書では「国家予算」「政治資金規正法」といった政治トピックをはじめ、「JAL破綻」「デフレ」「環境問題」など、全10のトピックを取り上げ、池上さんがテレビ番組ばりの分かりやすい解説をしてくれる。

 例えば、「マグロ」。2010年3月、ワシントン条約締約国会議でクロマグロの捕獲規制が検討され話題になったが、どうしてマグロの捕獲が規制されなければいけないのか。否決はされたが、今後のマグロ取引はどうなるのか。この規制に関する一連の流れが丁寧に説明されている。

 ニュースは次から次へと流れていくものだ。昨日起きたことすら忘れてしまいそうになるほど、毎日目まぐるしくニュースが流れている。しかし、今起きている様々な現象はこれまで起きてきた流れの上にあるものである。だからこそ、これまでのニュースを“復習”することが重要だ。本書はまさに“復習”するにうってつけの一冊である。

 番組を見ている人も、そうでない人も現代のニュースを網羅し、その本質を知りたいのであれば、まず本書を足がかりとしたらいかがだろうか。
(新刊JP編集部/金井元貴)


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