リクルートワークス研究所が全国の民間企業を対象に実施した中途採用の動向調査によると、2010年度に中途採用の予定がある企業は3社に1社にとどまり、採用意欲の本格的な回復には時間がかかる見通しであることが明らかになった。

 2010年度に中途採用予定がある企業は34.2%。2008年(58.4%)から約20ポイントも急落した2009年度(38.1%)よりも低く、中途採用に対する企業の慎重姿勢がうかがえる。

 中途採用の予定がある企業の割合を従業員規模別で見ると、1000人以上企業が44.2%、1000人未満企業29.6%となっており、企業規模による差が大きい。5000人以上企業では半数(51.0%)の企業で採用予定があるが、100〜299人企業では3割(30.3%)、5人〜99人企業では2割(19.7%)となっている。

 一方、中途採用予定がない企業は47.4%で、2009年度(48.4%)とほぼ同じ水準だった。

 同調査は、従業員規模5人以上の全国の民間企業7142社を対象に実施し、4280社から回答を得た。

2011年度採用、拡大と減少ほぼ同数 拡大は限定的
2010年日本の雇用情勢〜中途採用は増加の兆し、就職氷河期が深刻化
人材採用担当者の2010年の目標は「質の高い採用」と「リーダー育成」

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