人気書道家・武田双雲さんに聞いた“ポジティヴ思考の秘訣”(1)

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 書道家・武田双雲さんが伝授する「人生が一瞬で楽しくなる、77の方法」。読み終わってからすぐできるポジティブ思考術は、あなたの人生を大きく好転させるきっかけになるかも?
 そんな双雲流思考術がつまった『武田双雲にダマされろ』(主婦の友社)が好調の武田双雲さんに独占インタビューを敢行した。

 第1回目は『武田双雲にダマされろ』の執筆の経緯、特にお勧めの心が楽になる方法などを伝授してもらった。

◇    ◇    ◇

■「僕は、書道のときも人生をテーマに作品を創作している」

―まず、先日行いましたブックファースト新宿店でのトークイベントのお話からうかがいたいと思います。イベントではお客様に書籍の内容を元にワークショップで体験してもらっていましたが、いかがでしたか?(→トークイベントのレポートはこちらへ

武田双雲さん(以下、双雲)「“ダカラコソデキルコト”では、お客さんに自分の長所や短所を考えてもらいましたが、普段からそうやって自分のことを考えることって少ないと思うんですよね。
それに答えがない。“1+1=2”という風に答えがあるものは実はすごく楽なんですけど、僕がやっていることは普段使わない頭を使うので、良い意味でも悪い意味でもストレスを与えることですよね。
でも、クリエイティブは答えのないものですから、苦しい作業を乗り越えて得る喜びや気付きというのがあると思います。」

―“ダカラコソデキルコト”は、自分の得意なことや苦手なことを思い浮かべ、それに「だからこそできること」という言葉をふりかけのように、サラサラとふりかけるだけで前向きになれるという双雲先生流のポジティブ思考術ですが、自分の得意なことや苦手なことを思い浮かべるという作業がすごく難しく感じられました。

双雲「難しいと思いますよ。でも、トークイベントが始まる前に、武田双雲で、かつミニ講演会だからこそできること…と考えたときに、やっぱり普段やらないことをやりたいと思ったんですよ。
僕がああいう風に問いかけない限り、なかなかやらないと思うんですよね。普通、日常の中で自分の苦手なことやコンプレックスを書き出すことはないじゃないですか。もちろん自分の短所や長所を含めて書き出すのは苦しいと思いますが、その結果、なんらかの変化を感じてもらっていたら嬉しいですよね。」

―本書は双雲先生流の思考術が詰まっている“自己啓発本”です。どうしてこのような体裁で本を執筆したのでしょうか。

双雲「もともと僕は、書道のときも人生をテーマに作品を創作しているんです。より良い人生のあり方、一人ひとりの人生のあり方、そういったことについて考えてきたので、こうした本を執筆するのは僕にとってすごく自然なことなんですよ。」

―ごく自然な形で生まれた。

双雲「そうです。難しいことじゃないですよ。もっと簡単に言うと、面白いことを知ったら誰かにそれを教えたくなるじゃないですか。例えばとても美味しい店を発見したり、面白い本を読んだとき誰かに伝えたくなりますよね。
僕はその想いがどうやら普通の人より大きいみたいなんですよ(笑)。知ったこと世界中の人に知らせたい。“ダカラコソデキルコト”をネガティブな言葉のあとにふりかけるだけで、こんなに心が楽になる。自分が楽になったら、次は色んな人を楽にしたいじゃないですか。料理を食べているときによくあるシーンで『あ、これ美味しい!これ美味しくない?食べてみて!』っていうのに限りなく近いですね。」

―自分のブログで美味しいラーメン屋を紹介するような感じですね。本書の中で、特にお勧めの心が楽になる方法はありますか?

双雲「そうですね、“口角ちょい上げ”は誰でも、しかも頭使わなくても出来るんで、お勧めです(笑)。口角を5ミリ上げるだけで良いですから。頭使わない系だと、意味もなく『楽しい』とか『幸せ!』って言うっていうのもお勧めです。本当に楽しくなってくるんですよ。
“ダカラコソデキルコト”もすごい効果がありますが、ちょっと頭使いますからね。だから、まずは頭を使わないものから入っていくといいと思います。体を使ってできるもの。」

―そういう意味では、誰でも本書の内容を実践できますよね。

双雲「そうですね。小学生でも出来ます(笑)。この本の特徴は、誰でもすぐできる、かつ効果のあるものを具体的に掲載されているということですね。」

(第2回 “「自分が出来ないこと」より「自分が出来ること」を探せ!”につづく


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