■第10試合 TUFシーズン11決勝戦 ミドル級/5分3R
コート・マクギー(米国)
Def.2R3分41秒/リアネイキドチョーク
クリス・マクレイ(米国)

マクレイのセコンドには、番組を途中降板したティトではなく、フランクリンが帯同、いよいよ始まるTUFシーズン11ウィナーを決める戦いに臨む。

ジャブから左ミドル、ワンツーを放つマクレイに、組み付いていったマクギーは、サイドから後方に投げ捨てるようにテイクダウン。ガードで上になると、ケージ際までマクレイを運び、立ち上がったマクレイの片足を抱えると、落ち着いた動きで再び寝かしていった。

ガードからパウンド、エルボーを落としていくマクギー。マクレイの起き上がる動作に合わせてギロチンを仕掛けたが、これはすっぽ抜けた。パンチを放つマクレイに、足払いのようなテイクダウンを狙ったマクギーだが、これは不発に。それでも、差し合いから、テイクダウンに成功したマクギーがマウントを奪う。しかし、マクレイは瞬時に大きなブリッジ、マクギーを跳ね上げると、すかさず立ち上がった。

素早いパンチの交換からはじまった2R、マクギーがストレートから組み付くと、ボディへヒザ蹴りを見舞ったマクレイがバランスを崩す。グラウンドに持ち込み、マウントを奪取したマクギーは、肩固めを狙い、これを凌がれるとコツコツとパウンドを落としていく。

マクレイの動きに合わせてバックを狙ったマクギーは、マクレイが立ち上がると、豪快なタックルで再びテイクダウンを奪った。ハーフからバックをうかがい、リアネイキドチョークを仕掛けたマクギーが、その腕を深く食い込ませるとレフェリーが試合をストップ、この瞬間マクギーのシーズン・ウィナーが決まった。

終わってみれば、危なげない試合運びで勝ったマクギーは両腕を突きあげてガッツポーズ。ダナからTUF11ウィナーの盾を受け取ると、「これってすごいよね?」と信じられない様子で涙を流し、家族やチームメイト、そして、コーチのチャック・リデルらに感謝の意を述べた。