■第9試合 ライトヘビー級/5分3R
マット・ハミル(米国)
Def.3R終了/判定
キース・ジャーディン(米国)

目下3連勝ながら、昨年12月のジョン・ジョンズ戦では、劣勢の中でジョンズの反則行為により、結果的に勝ちを拾った感のあるハミル。対するジャーディンは、ランペイジ、チアゴ・シルバ、ライアン・ベイダーに3連敗を喫しており、ラストチャンスといっていいファイトだ。

腰を落として低い姿勢からジャブを放つジャーディンに、ハミルは右フック、ミドルを返す。ジャブからアッパー、ロー、そして、ハミルの踏み込みに合わせてパンチを合わせていくジャーディンは、スイッチしてサウスポーになると強烈な左ミドル。乾いた音が場内に響く。

半分が過ぎると、パンチのコンビネーションで一気に前進するジャーディン。ハミルは防戦一方となったが、距離をとって仕切り直す。しかし、ハミルのテイクダウンアテンプトを防いで、突き放したジャーディンは、その後も左ミドル、縦のフックを見せる。

2R、互いにジャブを放つと、ハミルがタックルへ。これはジャーディンが苦もなく防ぐと、右ミドル、ロー2発を繰り出した。負けじと前足のローから左のハイを返すハミルは、ジャーディンの蹴り足を掴もうと試みたが、ジャーディンはスルリと足を抜く。ジャブからアッパーをヒットさせたハミルは首相撲からヒザ蹴り。ジャーディンもパンチの連打を浴びせかける。いよいよ激しくなく両者の打ち合いに場内は大歓声となったが、ここでジャーディンの指がハミルの目に入ったため、一時中断に。ジャーディンには痛い減点が宣告された。

再開後、パンチでラッシュをかけて、打ち合いに臨む両者。ハミルは首相撲からジャーディンをケージに押し込み、ヒザ蹴り。離れ際にパンチを放つが、ジャーディンも必死に手を返し、負けてはいない。ジャーディンは、眉間をカットしており、流血が見られる。

3R、ニヤリとするジャーディン。大歓声の中、ファイナルラウンドへ突入した。ケージに押し込むハミルを突き離したジャーディンは、ジャブ、ワンツーを放つ。だが、ダブルレッグからテイクダウンに成功したハミルは、バックからチョークをうかがう。なんとか立ち上がったジャーディンだが、流血が酷く、ここでドクターチェックで一時中断。再開後、パンチを叩き込むジャーディンに、再びダブルレッグを仕掛けたハミル。オクタゴン中央に戻れば、パンチ、ローを打ち合う。

残り1分30秒、ジャーディンがマウスピースを口から落とし、若干の中断。疲労で動きが鈍くなる両者ではあったが、試合が始まれば、ハミルが二ーを突きあげ、ジャーディンがパンチ、ローを返していく。最後は時間切れとなり、判定に委ねられると、29-27、29-27、28-28の判定2-0でハミルを支持した。