19日に行われたグループDの試合で、ガーナとオーストラリアが対戦。 FWホルマン(AZ)のゴールでオーストラリアが11分に早々と先制し、ドイツ戦の最悪な結果を払拭できそうな雰囲気を作れたが、オーストラリアの悪夢はまだ終わっていなかった。

24分にガーナのコーナーキックのボールを、この大会初先発のFWキューウェル(ガラタサライ)がハンド、一発退場の上にPKを献上した。それをFWギャン(レンヌ)が決め、ガーナが同点に。ドイツ戦に続き、オーストラリアはまたも10人での戦いを強いられることになった。
しかし、こここでオーストラリアは踏ん張り、後半入っても数的不利を感じさせない戦いぶりで相手に追加点を許さず、1−1で引き分けた。

この結果、グループDは混乱に拍車がかかり、ガーナが勝ち点4で首位、ドイツ、セルビアが勝ち点3で続き、オーストラリアは勝ち点1。最終戦は、ガーナ対ドイツ、オーストラリア対セルビアとなり、オーストラリアにもまだ決勝トーナメント進出の可能性を残すものとなった。

◇ガーナ 1−1 ホルマン
[得点] 11分:ホルマン、25分PK:ギャン(ガ)

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