南米の強豪アルゼンチンが17日、ヨハネスブルク・サッカーシティーで行われた韓国戦で圧巻の勝利をおさめた。イグアイン選手がさく裂し、大会初となるハットトリックを達成したが、そのイグアイン選手の3点目をめぐり、韓国では複数メディアが「明らかなオフサイドだった」と伝えた。

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 南米の強豪アルゼンチンが17日、ヨハネスブルク・サッカーシティーで行われた韓国戦で圧巻の勝利をおさめた。イグアイン選手がさく裂し、大会初となるハットトリックを達成したが、そのイグアイン選手の3点目をめぐり、韓国では複数メディアが「明らかなオフサイドだった」と伝えた。

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 韓国がオフサイドだったと主張するのは、後半32分に韓国の左サイドを突破したメッシのシュートがゴールポストに当たって跳ね返り、それをイグアイン選手が押し込んだもの。韓国メディアは、「スロー画面で確認すると、イグアイン選手は韓国のDF趙容亨(チョ・ヨンヒョン)選手のやや前にいた」と指摘した。

 このゴールについて、アルゼンチン国内でも「議論の余地はある」との報道があったという。韓国メディアは、「明らかにオフサイド。ただ不運なことに副審が肉眼で確認するには限界があった」と報じた。また、副審の「意図しない誤審」という言い方で、この「不運」を伝えるメディアもある。しかし、「イグアインの釈然(しゃくぜん)としないゴールで試合の流れは一気に悪くなった」と口をそろえた。

 オウンゴールに加え、イグアインのオフサイド論争のある3点目と、韓国は不運の連続だったが、ネット上ではアルゼンチンと韓国の実力の差を見せつけられた試合だったという反応も多くみられる。ただ、グループリーグ最終戦の結果によっては、この失点が決勝トーナメント進出に大きく響きかねない。写真はアルゼンチンのサポーター。(編集担当:金志秀)



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