“夢は書けば実現する”の根拠

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 なかなかやる気にならない、ぐうたらな自分。
 しかしそれを「ただの怠け者だね」と片づけてしまうことなど、できるはずがありません。仕方ない、と思って諦めてしまうと、未来の自分の可能性まで摘み取ってしまうことになってしまいます。
 今回は「なぜやる気が起きないのか?」を科学的に分析した『脳をやる気にさせるたった1つの習慣―なぜやりたいことを書きだすと実現するのか?』(茂木健一郎/著、ビジネス社/)から、脳をやる気にさせる方法を探ってみたいと思います。


◇ ◇ ◇


 そもそも人間がやる気になるかどうかは、脳の司令塔と言える部分「前頭葉」の働きが大きく関係しています。その前頭葉の働きは

 1コンプレックス
 2単調さ
 3強制・命令

 などの要因によってやる気をなくし、脳はアイドリング状態になってしまいます。このように、脳が怠けている状態では自分の思っているような成果を出すことができません。

 では、脳をやる気にさせるにはどうしたらよいのでしょうか。

 最も有効な方法は「書くこと」だと脳科学者である茂木先生は著書の中で述べています。
 夢や目標を「書くこと」で、脳からドーパミンという神経伝達物質が放出し、人間は快楽を得ることができます。実際に起こっていることではなくても、脳はちゃんと想像しているんです。その快楽をさらに得ようと、書いたことを実現させるための行動をとるようになり、その結果実現する。
 「書くこと」はドーパミンが放出する脳の回路を強化することであり、脳をやる気にさせるのです。

 書くだけでいいの?と疑問に思う方は、ぜひ今考えている夢や目標を書いてみましょう。考えがまとまっていなくても問題ありません。書いているうちに脳内が整理され、体系化していきます。
 とはいえ、願いが叶うように努力するのは他でもない自分自身。自分をやる気にさせることは、スタート地点に立つようなものですね。
(新刊JP編集部/川口絵里子)

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