【発掘美女図鑑】臨床心理カウンセラー 松山真己

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またまた発掘しました、働く美人女性!
今回は、経営者や企業のコーチング、メンタルヘルスサポートを主に夫婦(カップル)・親子のカウンセリング等にも積極的に取り組み、TV番組での心理分析やコメンテーター等、広い分野で活躍する、臨床心理カウンセラー、松山真己さんにお話を伺いました!

−− 臨床心理カウンセラーとは、どんなお仕事ですか?

クライエントに対して客観的な環境分析や自己分析のサポートをし、変化や改善に必要な気付きのきっかけを与えられる仕事だと思います。ときに母親であり、先生であり生徒でもあり、友人であり、敵であり見方であり、また、クライエント自身であり・・・ その時のクライエントの状況によって役割も変化しますね。

−− 臨床心理カウンセラーを志したきっかけは?

デザイン学校の講師時代、作家の持つその時の価値観や心理状況、人間像などが作品に反映されている事に興味を惹かれ、環境や人間心理を分析してみたくなったのが心理学を本格的に学ぶようになったきっかけです。

−− クライエントと接するときに大切にしている事は?

人間らしく、柔軟で素直な心を持ち、そしてバカである事です。
人間らしさとは、自己一致の事です。自分の感情に耳を傾け、それと矛盾した態度や発言をしている場合、それはクライエントにも自分にも不誠実になってしまいます。信頼関係を得るためには、まず誠実である事が一番大切だと思うんです。柔軟さとは、価値観が違う相手に対しても、否定的な批判を前提としない事です。非難されていると感じたら、その相手に心を開く事はなくなってしまいますから。素直な心とは、受容と共感にも繋がります。先入観を持たず、相手に関心を持ちながら話を聴く事で、安心して話をしてもらえます。バカであるとは、無知である事。解ったフリや知ったかぶりをせず、カウンセラーが自分の人生観や価値観で判断をしないで、常にクライエントに教えてもらうという姿勢を保つ。それが私の思う、4大箇条ですね。



−− これは、一般的な人間関係にも役立ちますね。
日常で、例えば落ち込んだ時に役立つ、『テンションアップ法』みたいなものがあれば教えてください!

元気がない時は、気持ちを切り替える努力は放棄して、行動で脳(感情)をだます方法が一番いいと思います。嬉しい時、楽しい時、ワクワクしている時の行動やポーズをとってみる方法です。顔を上げてスキップをしてみる、万歳しながらジャンプをしてみる、鏡に向かって思い切り笑顔を作って「やったー」と何かに成功したときのようなポーズをとってみる、という感じです。これはお勧めですよ。(認知行動療法などで用いられる施術のひとつでもあります)

−− それでは最後に、読者の皆様に一言お願いします!

心理カウンセリングに面識のない方も、映画やドラマに出てくるカウンセラーには出会っているかもしれません。最近は日本のドラマでもカウンセラーが登場するようになってきました。以前のTBSドラマ「君はペット」では、カウンセリングが日常の中に取り入れられていて微笑ましい場面も多かったですし、映画「Mr. &Mrs. Smith」では、あの超有名セレブカップルがカウンセリングを受けるシーンもありました。なので最初は、映画やドラマからカウンセリングってこんな感じなの? と思って貰えるといいと思います。そしてカウンセリングが、日常の悩み・問題解決や自己成長のサポートとなるものの1つであるという事を、心に留めていて頂けると嬉しいです。


心の健康と美の研究所Calix
http://www.calix.jp

(Written by 沢岡ヒロキ)


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