■第10試合 ヘビー級/5分3R
ミルコ・クロコップ(クロアチア)
Def.3R4分32秒/リアネイキドチョーク
パット・バリー(米国)

バリーの右と、ミルコの左が交錯し、直後にバリーの右でミルコが尻持ちをつく。バリーは右ローから左ストレートを見せ、ミルコの左ストレートは空を切る。

再び、バリーの右で尻持ちをついたミルコは、前に出られなくなると、ローが交錯し、バリーの右ハイをブロックしたミルコ、左へ左へ回りながらも、再び右で顔面を打ち抜かれてしまう。

左目の下を大きく腫らしたミルコは、左ストレートから組みつくと、横への崩しから一度はトップを奪う。すぐに立ち上がったバリーとミルコは笑顔を浮かべ肩を抱き合う。このままミルコは劣勢を挽回することなく、試合は2R へ。

左ハイを連打するミルコだが、バランスが後ろ足にあり、ダメージを与えることはできない。左ストレートを放ちながら前に出るミルコに、バリーは落ち着いて距離を取る。組みついて、ミルコは太股に鉄槌を落とすが、レフェリーがブレイクを命じた。

再びケージ中央で向かいあった両者、ミルコは左ローから右サイドキックを見せ、バリーの左ハイをかわすと、バランスを崩した相手にギロチンを見せる。がぶりの状態のミルコは、そのまま体重を浴びせるようにトップを奪うと、ハーフガードからマウントを奪う。

ロールしたバリーからバックを奪ったミルコは、乗り過ぎの状態ながらもバックを奪い切り、チョークを仕掛ける。最終回、カカト落としを見せたミルコは左ハイに軸足払いを合わされ、尻持ちをつく。それでも前に出続けるミルコは、組みついてバリーをケージに押し込みエルボーを放っていった。

距離をとったミルコは左アッパーを連打し、ダウンを奪うと動きが止まったバリーのバックに回り込むとチョークを仕掛ける。しっかり左腕が喉元に食い込み、バリーはたまらずタップアウト。感極まって瞳が潤んだミルコは自らマイクを握り、「ミスター・ダナ・ホワイト、サブミッション・オブ・ザ・ナイトをください」と茶目っけのあるアピールをした。