金曜日、交流戦のドジャーズ対エンゼルス(フリーウェイ・シリーズ)が始まった。エンゼルスの先発ジョエル・ピネイロ投手が投打に活躍、松井秀喜は勝ち越しの二塁打を放った(6月11日付ロサンゼルス・タイムズなど)。

 ピネイロは初回、先頭打者にいきなり三塁打を打たれたが、後続を断ったあとは立ち直って5安打、1四球、7奪三振で完投。ナショナルリーグの球場での試合だったため打席に立ち、ドジャーズの先発、チャド・ビリングスリーから2度の四球とワイルドピッチで3度出塁し、3得点と攻撃面でも貢献した。

 1対1で迎えた5回、満塁の場面で松井が走者一掃の二塁打を放って4対1とすると、あとは一方的な試合展開となり、10対1でエンゼルスが勝ち、アメリカンリーグ西地区首位のレンジャーズに1.5ゲーム差まで追いついた。

 2アウトからの打点が16と、チームトップのクラッチヒッターとなった松井は、勝負所での打点を意識して打っているわけではないという。ドジャーズに手痛い一撃を与えた松井について、ジョー・トーリ監督は「松井のことは話したくない。あいつは好きじゃない」と笑っていったあと、真顔になって「勝負所の彼は、血管に氷水が流れていると思えるほど冷静だ。彼は実にすばらしい選手。健康で、ほぼ毎試合出場することができているようなので、ほんとによかった。(ヤンキース時代に)彼の監督でいられたことを誇りに思う。彼はいつでも期待に応えてくれた」と述べた。