上司がボケてスベった場合、一番してはいけないことはなんでしょう。

 それは、上司のプライドを傷つけること。つまり、上司に対して「あなた、すべりましたよ」と分らせてはいけないのです。それでは、どうすればよいのでしょうか。

 この場合、上司のプライドを保つ方向にしていじってみましょう。その時に、上司をある特定のキャラに仕立てていじってあげると良いようです。そのキャラとは「個性豊かキャラ」。要するに、凡人とは違う、良い意味での変人キャラとしての扱うのです。

部長:「......と、まあそんな話なんだよ、ガッハハハハ」
一同:シーン
あなた:「レベル高いですねー!」
部長:「うん、そうか?」
あなた:「部長、変わってますよ。僕らとレベルが1つ違いますもん!」
部長:「そうかなぁー、でもまぁ、俺ぐらいの年になったら、お前らもわかるようになるよ」

 同僚や部下などがスベった場合は強くツッコめても、相手が上司になると、なかなかリアクションがとれません。間違っても「サムっ!」「うわー何この空気?」とか言ってしまっては、上司の怒りを買ってしまうことになりかねません。

 そんな時は、「自分たちのレベルが低すぎてついていけない」という設定にしてあげます。「レベルが高い」といわれて、怒る人はまずいないでしょう。

 また、バラエティ番組でたまに見られるのが「笑っているの僕らだけですよー」という手法です。これを上司へのリアクションに応用することで、全員に対してスベったはずの上司に「自分はその話、面白いです」とアピールして、2人だけにしか分らない笑いの感覚を共有したふりができるのです。

 この場合、上司はあなたに対して「笑いの感覚を共有できる奴」という、特別な感情を抱くようになります。人間だれしも、笑いの感覚が同じ人間とは仲良くなりたいものです。

 上司から高評価を受けたあなたは、同時にその場にいた社員一同からも高評価を受けることもあるでしょう。それは、あなたがこの重苦しい空気を打破してくれたからです。

 以上が、上司がボケてスベった時の対処法です。放送作家の田中イデア氏は「いじり上手は信頼される。いじられ上手は出世する」と書籍『お笑い芸人に学ぶ いじり・いじられ術』で語っています。ビジネスの場で生かされるという、「いじり術」「いじられ術」を習得してみてはいかがでしょうか?



『お笑い芸人に学ぶ いじり・いじられ術』
 著者:田中 イデア
 出版社:リットーミュージック
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