韓国で流行している新用語「乾魚物女(コンノムルニョ)」は、日本のドラマ『ホタルノヒカリ』が語源

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2008年頃から日本で話題になった「草食系男子」。テレビや雑誌を通して話題となり、それまでとは違う新しい男性像として認知されるようになった。「草食系男子」の定義は色々とあるが、一般的には恋愛に奥手で、男らしさに縛られない男性のことを指す。

この「草食系男子」という用語。韓国でも昨年あたりから、日本伝来の新用語として若者を中心に浸透している。韓国では「草食男」と書き、発音は「チョシッナム」となる。また、意味もちょっと変化し、「自分の趣味活動にエネルギーを注ぎ、異性との恋愛に消極的な男性」となっている。

“恋愛に消極的”という部分は両国ともに共通しているが、日本では傷つけたり傷つけられたりするのが苦手な“繊細な”イメージが強いのに対し、韓国では恋人のことよりも自分の趣味活動に投資する“自分優先”のイメージが強いようだ。恋人とデートするより、ひとりで趣味のワインを勉強したり、ジムに行って体を鍛えたりする方が楽しい…という男性は、韓国では「草食男」となる。

また、日本では「草食系男子」から「肉食系女子」という用語が派生したが、韓国では「乾魚物女(コノムルニョ)」という用語が誕生し流行している。この「乾魚物女」も実は日本と深く関係があり、ドラマ『ホタルノヒカリ』に登場する恋愛に無頓着な「干物女」がその語源となっている。

こちらの意味は日本とほぼ同じだ。「会社ではバリバリ働くが、仕事が終わると家に直帰し、家でゴロゴロしながらお酒などを楽しむ女性。ひとりでいるのが楽なあまり、恋愛することを忘れ、いつのまにか乾物になっている」

韓国のさまざまなメディアも、「韓国には『草食男』と『乾魚物女』が必要」「ソン・ユリは乾魚物女?」「韓国で『草食男』が生きる方法」なんていう記事を盛んに掲載している。恋愛にエネルギーが向けられない男女の増加は、日本も韓国も似ているようだ。

参照:「女」より「自分」を愛する「草食男」を知っていますか? - 韓国経済
参照:私も乾魚物女、草食男? - Gマーケットショッピングストーリー


(文:林由美)

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