リヴァプールがラファ・ベニーテス監督に、契約解除のために300万ポンド(約4億円)の違約金を支払うというオファーを提示したと、英国のメディアが2日に伝えた。

クラブの理事会が監督交代を決断し、まだ4年近くの契約が残っているベニーテス監督の退任を求めることにしたという。ただし、契約上はベニーテス監督は160万ポンド(約21億6000万円)の違約金をもらえることになっているが、大きな負債を抱えるクラブにはその金額を支払うことはできない。

ベニーテス監督は、CL出場を逃し、7位に終わったシーズン終了後には、アンフィールドに残りたいと話していたが、この夏の補強資金が1500万ポンド(約20億2000万円)しかなく、たとえ選手を売ったとしても資金が補強費にまわる保証もないことから、退任へ気持ちが動いていると言われていた。

ベニーテス監督にはインテルが招聘に興味を示していると報じられている。一方で、インテルからレアル・マドリーの監督に転身したジョゼ・モウリーニョ監督は、リヴァプール主将のスティーヴン・ジェラードの獲得を望んでいると報じられている。


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