年収1000万円のビジネスマンに聞いた「就活生に勧めたい企業ランキング ベスト30」
ビズリーチ年収1000万円研究所では、年収1000万円以上のビジネスパーソンに対してさまざまなアンケートを取り、“年収1000万円を稼ぐビジネスパーソンの考え方”を調査しています。

今回のご報告は、経験豊富なビジネスパーソンが就職活動中の大学生にお勧めしたい「本当の企業ランキング」。長引く不況で就職氷河期と言われる昨今、就職するならぜひ目指して欲しいと思う企業のアンケートを行いました。年収1000万円のビジネスパーソンは、どんな企業を選ぶのか――。共通する傾向を探りました。

■Q1.就職活動中の大学生にお勧めしたい就職先企業を3社まで挙げてください。


1位に選ばれたのは、大学生が選んだ就職先人気企業ランキング(※1)でも連続首位を獲得している三菱商事。グローバルかつ多角的に事業を展開している “ビジネス力”が評価された結果となりました。しかし、注目すべきは2位以降の上位ランクイン企業が、学生が選んだランキングとは異なっていること。そこで上位企業に共通するキーワードを探ってみました。

【若いうちからの活躍・グローバル・専門性が、“カギ”】

上位にランクインした企業の多くは、OBが起業家もしくは他企業へ転職して活躍している傾向があるようです。これは終身雇用の崩壊に伴い、外に出ても即戦力として通用するビジネス力を身に付けられる企業が選ばれたとも言えるでしょう。さらに、世界で通用するグローバルな企業、キャリア形成のために専門職を身に付けられる企業が選ばれる結果となりました。


■Q2.就職活動中の大学生にお勧めしたい働き方は?

回答者の約8割が複数企業で経験を積むことを勧める結果となっています。


■Q3.どんなタイプの企業をお勧めしたいですか?

回答者の2/3が大手企業を勧めている

回答者の2/3が日系企業を勧めている

【グローバル市場でスペシャリストとして活躍して欲しい】
終身雇用制度が崩壊した今、真の安定を得るためには、安易に大企業を選ぶのではなく、グローバル市場での競争力があり、今後の成長が期待でき、さらに早い段階からスペシャリストとして活躍できる企業をじっくりと選ぶことが成功の秘訣と言えるようです。

学生には選ばれなかった、ソフトバンク、楽天、サイバーエージェント、キーエンスなど、比較的若く今後の成長性が大いに期待できる企業がランクインしているのも、それを象徴しているのかも知れませんね。今回ランキングに選ばれた企業の傾向を参考に、なりたい自分に近付ける企業を見つけてみてはいかがでしょうか。(ビズリーチ年収1000万円研究所 所長 佐藤和男)


【アンケート実施概要】
・実施期間:2010年1月7日〜1月14日
・対象: ビズリーチ会員のビジネスパーソン(平均年収1,228万円): 911名
※1)出典:「 2010年の大学生就職先人気企業ランキング 文系男子」(ダイヤモンド・ビッグアンドリード調べ)


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