香取慎吾が主演する映画『座頭市 THE LAST』が5月29日から公開されている。情報番組『DON!』では映画公開直前の香取へインタビューを行った。インタビューのなかで、実際の映画をいち早く観た草なぎから香取に対してまさかのダメ出しが。一体どのシーンが、なにが「いらない」シーンだったのか。

同番組の馬場典子アナが香取慎吾に単独インタビューした。ここで、香取は映画撮影での苦心などを語ってくれた。

主役となる座頭市は目が見えないために、彼は普段からそうした仕草を研究したという。例えばお茶を飲む時には、お茶をおいてもらった位置が見えないわけである。彼は、一瞬テーブルを触ってそれからお茶を持つというタイミングを練習したというのだ。

そんな香取が撮影で一番困ったことは、現場にモニターがなかったことだという。彼は「僕は、やはりテレビ時代の申し子ですから」といかにモニターを活用しているかを説明した。SMAPでコントをやる時もモニターを見ながら進行するのである。草なぎの頭をひっぱたく時もモニターでその姿を確認してから「キター!」と叩くというのだ。馬場アナはそれを聞くと「画(え)待ちっていうんですかね」と感心していた。

コントの例にも出てきた草なぎ剛だが、SMAPの中で香取とは最も仲が良いことで知られる。香取によると今回の映画は草なぎがSMAPメンバーの中では最初に観てくれたという。

彼は「草なぎ剛が見てくれたみたいで、1時間くらい熱弁してましたよ」と嬉しそうに話していた。しかし、そんな草なぎから「あそこのあのシーンはいらないんだよねー」とダメ出しされたことを明かしたのだ。馬場アナも驚き、「どのシーンですか?」と聞き出そうとしたが、香取は首を振った。彼は真剣な顔で「それは、後で監督に言おうと思っています」と口を閉ざしたのだった。

草なぎがどのシーンを不要としたかは本人と香取、阪本順治監督の三人だけが知るところなのだ。その草なぎだが、確かに『座頭市 THE LAST』をずいぶん楽しんだようである。5月28日放送の「笑っていいとも!」に出演した際に、香取の市が仕込み杖の剣を構える仕草を何度も披露していた。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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