インテルのマッシモ・モラッティ会長が28日、チャンピオンズリーグ優勝トロフィーを持って、『ガゼッタTV』に出演した。モラッティ会長が読者からのさまざまな質問に応じてくれている。

まず、ジョゼ・モウリーニョ監督の後任候補と噂されるイングランド代表のファビオ・カペッロ監督について語った。

「まだ決定はしていない。今の我々は、いろいろなことをチェックしているところだ。カペッロは候補の一人であり、良い選択肢だね。若い監督? 過去に(ズデネク・)ゼーマンのことも考えた…若手指揮官も頭の中にある。とにかく、確かな経験が必要だ。それは理解しているよ」

また、バルセロナを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督などについても触れている。

「もちろん、我々もそのことは考慮した。バルセロナとの関係に気を配りながらね。そして、彼が移籍することはあり得ないと考えている」

「(ルイス・フェリペ・)スコラーリは数年前に考えたことがある。ただ、代表チームに適した人物だろう。(ルチアーノ・)スパレッティ? ファンたちは間違っていないだろうね。彼は素晴らしい人物であり、いつでも見事なサッカーをする。ロシアでもうまくやっているようだ。しかし、彼は今の挑戦を続けたいと思っているだろう」

新監督候補の中には、1シーズンでミランを去ったレオナルド氏の名前も挙がっている。しかし、モラッティ会長にレオナルド氏を招く意思はないようだ。

「彼のことは、この上なく評価しているよ。しかし、彼にインテルの指揮官を任せるというリスクは負わせられないだろう」

さらに、ロベルト・バッジョ氏招へいの可能性も尋ねられている。

「バッジョとは賢い方法で向き合う。彼から指導者になりたいという希望は、一切聞いていない」