ビズリーチ年収1000万円研究所では、年収1000万円以上のビジネスパーソンに対してさまざまなアンケートを取り、“年収1000万円を稼ぐビジネスパーソンの考え方”を調査しています。

今回は、2010年5月28日に日本でも一般販売がスタートするiPad、ビジネスマンの間で話題になりつつある“電子書籍”についての意識調査を行いました。プロフェッショナルなビジネスパーソンは、話題の新しいツールに非常に興味があることがわかりました。

■Q1. アップル社のiPadを使ってみたい?

5月10日にスタートした先行予約受付が、わずか3日間で終了となったiPad。年収1000万円のビジネスマンのなんと約8割が「使ってみたい」と回答しました。



やはり高年収ビジネスパーソンは、新たな可能性を切り開こうとしているiPadに早くも大注目しています。iPadをはじめとした電子書籍は次世代のスタンダードになるかも知れない端末なだけに、そこに隠れるビジネスチャンスを掴もうと考える人も数多くいるようです。


■Q2. 電子書籍を利用した経験は?

実際の利用状況を聞くと、3人に2人は「ない」と回答する一方で、約80%は「利用したい・少し利用してみたい」と回答しています。電子書籍が、読書の未来を変える可能性を感じる結果となりました。

Q. 電子書籍を利用した経験は?


Q. 電子書籍を今後利用したい?


(1) 利用したい派の意見
・持ち運びが便利で、読み終わっても場所をとらないため。(40代、男性、大手IT企業、課長)
・日本の書籍よりは、洋書の新刊がリーズナブルな価格でタイムリーに購入できる。(50代、男性、大手広告代理店、部長)
・新刊が安価。特に海外の新聞、雑誌を安価に購読できるのがよい。(20代、医療系、男性)
・電車が混んでいても読書ができる。(50代、男性、メーカー、監査)
・紙メディアより整理し易いし、検索も便利。(40代、男性、IT企業、役員)
・移動する時にたくさんの書籍を持っていく必要がなく、読みたい本を読みたい時に読めるから。特に海外旅行に便利。(50代、男性、商社、部長)
・動画との組み合わせに関心がある。(50代、男性、大手総合小売、部長)
・電子書籍は、紙を電子にしただけでなく、様々なサービスと融合し新たなライフスタイルを生み出す可能性を秘めており、そこにビジネスチャンスも存在すると思う。(30代、男性、大手メーカー、広報)
(2)利用したくない派の意見
・活字は一般の書籍から読む方が読み易いと感じた。(30代、男性、IT企業、マネージャー)
・従来の書籍の方がなじみがあり、読みやすいから。電子書籍だと目がつかれそう。(40代、男性、建設会社、課長)
・電子データより、本や雑誌からのアナログ情報の方が記憶に残りやすい。(30代、男性、IT企業、マネージャー)
・ページをスクロールするのでは行間の作者の意図をつかみづらい。(40代、男性、大手物流会社)
・本自体が好きだから。メモをしたり、付箋をつけたり、線を引いたりするのが好きだから。(30代、女性、大手人材企業、部長)

■Q3. Twitterの利用率は?

今話題のTwitterも、約43%がアカウントを保有していることが分かりました。国内・国外を問わず情報収集に積極的で、話題になっているものや新しいものを率先して試すという、プロフェッショナルなビジネスパーソンの特徴が出る結果となりました。

Q. 以下のサービスのアカウントを保有していますか?(複数回答)


世界中で注目の電子書籍、百聞は一見に如かず?
アメリカでは、インターネット検索大手グーグルが進める書籍の電子化に対して、国内ほぼすべての出版社が承認しており、6月下旬には取り扱い書籍400万点という世界最大級のバーチャル書店が誕生します。iPadの新規参入により拡大を続ける電子書籍市場に、グーグルの巨大書店は拍車をかける存在となるかも知れません。

一方日本国内では電子化に対して出版業界が、音楽業界のCD売上下落と同じような運命をたどるのではないかという懸念があるなど、賛否両論が絶えません。百聞は一見に如かず。プロフェッショナルなビジネスパーソン同様、自ら使って判断してみてはいかがでしょうか?(ビズリーチ年収1000万円研究所 所長 佐藤和男)

【アンケート実施概要】
・実施期間:2010年5月10日〜5月14日
・対象: ビズリーチ会員のビジネスパーソン(平均年収1152万円):1318名


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