ミランのオーナーでイタリアの首相でもあるシルヴィオ・ベルルスコーニ氏は25日、イタリアの政党「北部同盟」のウンベルト・ボッシ書記長とディナーをともにしている。この会談では、政治や経済だけではなく、ミランのことも話題に上っていたようだ。

ベルルスコーニ・オーナーはボッシ書記長とのディナーの中で、「ミランは私の愛するクラブであり、だからこそ私が一番のサポーターなんだ。だが今年は、ケガが多かったとはいえ、私が監督をやっていたら、ミランが5、6ポイントの勝ち点差をつけてスクデットを獲得していただろうな」と語ったという。

なお、ミランはアメリカツアー中だが、先日クラブとの契約を1年間延長したばかりのFWフィリッポ・インザーギは次のように述べ、アメリカ・MLSへ移籍する可能性もあったことを明らかにしている。

「アメリカは美しいよね。実は、ニューヨーク・レッドブルズがかなりの金額で2年契約をオファーしてくれていたんだ。でも、僕にはまだミランで達成すべき目標がある。ロベルト・バッジョやマルコ・ファン・バステン、ゲルト・ミュラーといったアイドルたちの記録を超えるのに、あと8ゴールなんだ。現役引退? 来シーズンが終わったら決めるよ」