現在のビジネスマンが生き残るために、必要不可欠なスキルとは?

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 高度情報化社会でのビジネスで重要となるのはハードではなくソフトだと言われる。
 工場数や店舗数、社員の数などのハードウェアが企業の重要なウェイトを占めていた時代は終わったのだ。

 そうなると、当然、企業が生き残っていくために必要な要素も変わってくる。
 全国に1393店舗あるTSUTAYAをはじめ、ファミリーマートやドトールコーヒーショップなど70企業でポイントが貯まる「Tポイント」も展開しているカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(以下、CCC)のCEOである増田宗昭氏は、著書『情報楽園会社』(復刊ドットコム)の中で、「ある企業が成長していくためには、それがどんな業種でも、どんな規模の会社でも、社内のすべての部門が「企画会社化」しなければならない。」と述べている。
 とりあえずモノを作れば売れていた時代は終わった、これからは「どういうモノを作るか」「どういう売り方をするか」が重要で、「モノ作り」だけの企業や部門は生き残れないというわけである。

 企業が「企画」を重視し始めると、そこで働く個人にも「企画力」が求められるようになる。今こそ我々は「企画力」を磨くべきなのである。

■そもそも「企画」とは何か?
 ただ単にコンテンツやイベントを計画したものを「企画」とは呼ばない。
 増田氏は「企画」を「一般に理解されないことを考えだして、それでカネを得るのが企画である」と定義する。
 これは難しいことには違いないが、現代はネットが普及しており、これまで限られた人間だけが持っていた情報を共有しやすい環境になっている。一人では形にできなかったアイデアも、他の人間の持つ情報と掛け合わせることで活路が見えることもあるだろう。“三人寄れば文殊の知恵”が生まれやすくなるのだ。

■「企画力」を高めるには?
 『情報楽園会社』には、TSUTAYAはもちろん、かつてCCCが参入していたディレクTVの敗因や起業家哲学など、増田氏の考えや、歩んできた道のりが記されており、そこからは常に自分のおもしろいと思ったこと、興味を持ったことに対して忠実に行動する同氏の人物像が伺える。

 心惹かれたことに忠実に。
 この増田氏の姿勢こそが、現代ビジネスパーソンに必要とされている「企画力」を高める近道であり、「企画力」の源泉なのではないか。

 次々に新たな企画を生み出し、便利なサービスを提供するCCC。その原動力を『情報楽園会社』から“盗む”ことができたならば、あなたはこれからの企業に必要不可欠な最強の企画マンになっているはずだ。
(新刊JP編集部/山田洋介)

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