「僕はパーティーを完成させるために来た。インテルでトレブル(3冠)を達成して、次はブラジル代表でワールドカップ(W杯)に優勝し、“作品”を完成させたいんだ」

セレソン(ブラジル代表)のキャンプに合流したインテルGKジュリオ・セーザルは、いつもの謙虚さを脇へと追いやり、自らの野望を包み隠さず語った。マドリッドから直接ブラジル入りしたJ・セーザルは、メディカルチェックを行ってから、チームと一緒にブラジリアへ向かい、ルラ大統領を表敬訪問する。

その後は南アフリカへ出発だ。J・セーザルは「直接南アフリカへ向かうことも認めてくれたんだけど、僕はここ(ブラジル)に来る方を望んだのさ」とつけ加えている。

一方、ポルトガル代表の最終候補に選ばれているベンフィカDFファビオ・コエントランは、ローマやレアル・マドリーからの関心が報じられているが、次のように移籍の可能性を否定している。

「レアルとローマの関心はとてもうれしい。でも、僕はベンフィカと契約しており、このクラブを愛している。だから、今いるところに残る方が良い。今は代表のことだけを考えている。レアルとローマのことは聞いたし、彼らが僕を追っているというのは素晴らしいことだ。こういうクラブにはどんな選手だって行きたいものだよ。でも、僕は今いる場所でうまくやっているのさ」