24日に行われたカナダとの親善試合を前に、記者会見に応じたアルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ監督は、外国人記者からFWリオネル・メッシについて聞かれると、次のように答えた。

「メッシについて、周囲がどう思っているかは知らない。それを知るには、聞いて回らなければいけないだろう。私が知っているのは、私が彼についてどう思っているかということだ」

「メッシは世界最高の選手だ。私は彼がアルゼンチン人であることを誇りに感じているし、彼を指揮することができて幸運だと思っている。私に言えるのはこれだけだよ」

一方、マラドーナ監督はインテルFWディエゴ・ミリートにも賛辞を送っている。チャンピオンズリーグ決勝で2ゴールを挙げ、インテルに45年ぶりとなる欧州王者のタイトルをもたらすなど、好調を続けるミリートについて、マラドーナ監督は次のようにコメントした。

「彼は素晴らしい2ゴールを決めたね。圧倒的にピッチ上でベストの選手だった。彼のことも、インテルのことも、うれしく思っているよ。インテルは(優勝に)ふさわしかった」

「ミリートに驚かされたということはない。彼は素晴らしいシーズンを送ったが、それは(カルロス・)テベスやメッシ、(ゴンサロ・)イグアインも同じだ。(選手選びを)心配したりはしないよ。ここにはスタメンや控えなんていないんだ。全員が試合に出るための準備をするだろう。すべての選手がアルゼンチン代表のユニフォームを着るのにふさわしいのさ」