韓国の李明博大統領は24日、哨戒艦沈没の北朝鮮関与が明白となったことを受け、北朝鮮に対して南北交易や交流の中止などの制裁措置を行うことを明らかにした。このうち、対北朝鮮宣伝放送と船舶の領海内航行禁止措置は、その日のうちに発令された。

 韓国メディアによると、韓国軍当局は24日までに航行許可を受けていた船舶3隻を最後に、北朝鮮船舶の韓国領海(作戦区域)での航行を全面的に禁止した。

 韓国の仁川(インチョン)港と北朝鮮の南浦(ナンポ)港を往来した北朝鮮船舶は今年だけでも18隻に上り、昨年同時期と比べて2.2倍。中でも2009年から仁川港に就航していた北朝鮮の不定期貨物船「東南一号」(3232トン級)は、今年だけでも13回入港していた。今回の韓国政府による制裁措置により、24日に南浦港を出港予定だった「東南一号」には初の航行禁止措置がとられた。

 また、南北非武装地帯周辺での対北朝鮮宣伝放送も25日から開始される。(編集担当:新川悠)



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