文部科学省と厚生労働省は、22年3月大学等卒業者の4月1日現在の就職状況を共同で調査し、結果を公表した。大学等卒業者の就職率は、大学は91.8%(昨年同期比3.9ポイント減)、短期大学は88.4%(同6.1ポイント減)、全体(大学、短期大学、高等専門学校及び専修学校)では、91.4%(同3.9ポイント減)と大幅な低下となっている。


 調査によると、大学の就職率は91.8%で、昨年同期比3.9ポイント減となった。このうち私立大学の就職率は、90.8%(同4.6ポイント減)となっており、国公立大学(94.5%(同2.1ポイント減))と比べて減少幅が大きかった。

 短期大学の就職率は、88.4%(昨年同期比6.1ポイント減)となっており、他の学校種に比して減少幅が最も大きい。高等専門学校及び専修学校の就職率は、それぞれ99.5%(昨年同期比0.5ポイント減)、87.4%(同4.4ポイント減)とすべての学校種別で前年比マイナスとなっている。

 男女別では、男子大学生の就職率は92.0%(昨年同期比3.9ポイント減)、女子は91.5%(同3.9ポイント減)となっている。特に私立大学の女子は、90.2%(同4.9ポイント減)となっており、大学の中では就職率が最も低い。

 文系・理系別では、文系の就職率は91.0%(昨年同期比4.3ポイント減)、理系の就職率は95.2%(同2.2ポイント減)となっており、特に私立大学の文系の就職率が90.5%(同4.8ポイント減)と低い。

 地域別では、九州地区の就職率が最も低く88.9%となっている。一方、昨年同期からの減少幅では 関東地区が最も大きく、昨年同期比6.1ポイント減の90.6%であった。

 国立よりも私立、男子よりも女子、理系よりも文系の就職率の減少幅が大きく、厳しい就職活動の状況が分かる結果となっている。

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