22日のチャンピオンズリーグ(CL)決勝でバイエルン・ミュンヘンを相手に、イタリア勢として初となる3冠達成を目指すインテル。今季から加入したMFヴェスレイ・スナイデルは、同じく昨夏にレアル・マドリーから移籍したバイエルンMFアリエン・ロッベンや、審判について、次のように話している。

「ここ(サンチャゴ・ベルナベウ)へ戻り、ロッベンと再会できるのは素晴らしいね。でも、ピッチの上では友達じゃないよ。ただし、アリエンだけが僕らにとって危険なわけじゃない。審判? まず、バルセロナとの試合で決め手になったのが審判じゃないということを言っておこう。明日もそうなるはずさ。僕らにとっても彼らにとっても、アドバンテージはないはずだよ」

一方で、スナイデルは「インテルに加入するために、ミラノへ向けて出発したとき、僕は自分がファイナルにたどり着くとは思っていなかった。でも、このグループは僕を驚かせてくれたんだ。そして今、僕らはここに勝負しに来ているんだよ」とも述べており、今季のインテルに自分も驚いたと認めている。

また、MFエステバン・カンビアッソは次のように話している。

「ずっと夢に見てきた試合だ。それに、僕が少し自分の街だと感じているところでファイナルを戦う。たくさんの友達の前でね。今シーズン3つ目のトロフィーを獲得することで、僕らは歴史的な目標を達成することができる。でも、相手は強いチームなんだ。僕らが有利? そうは思わない。ファイナルはいつだってイーブンでスタートするんだよ。同じように、僕はチェルシー戦やバルセロナ戦でも自分たちが不利だとは思っていなかった。ファイナルまでたどり着いた2チームなんだ。彼らは出だしが悪かったけど、今は勢いに乗っているいるし、まったく止まらなくなっている」