鉄道と自転車は、もっとも身近で誰もが利用する移動手段です。どちらも日常の足として親しまれているのはもちろんのこと、非日常の旅へも誘ってくれる乗り物。

 エコという視点からも、近年注目が高まっている鉄道と自転車ですが、実はこのふたつ、とても相性がよい乗りものということをご存知ですか? 列車に自転車を積み込めば、好きな駅で降り、好きな駅までサイクリングを楽しむことができるという希有なメリットを秘めています。

 鉄道に自転車を積んで移動する旅のスタイルは、「輪行」と呼ばれ、熱心なサイクリストの間では古くから活用されているテクニック。そして、日本のほとんどの鉄道では、袋に収めた自転車を無料で車内に持ちこむことができます。飛行機や船といったほとんどすべての公共交通機関にも、自転車を持ち込むことが可能です。

 この輪行というテクニックを活用すれば、自転車で走りたいエリアに効率よくアクセスでき、日帰りや1泊2日といった限られた日程でも、自宅から遠く離れた土地でサイクリングを楽しむことができます。また、クルマを利用したサイクリングと異なり、スタートとゴールを別々に設定できるのも魅力。帰路に一杯...なんていうのも可能です。

 近年、大きなブームとなっているスポーツ自転車ですが、通勤や近場でのサイクリング以外に楽しみ方を見出せず、購入からほどなくして乗らなくなった人も多いのでは? 暖かくなった今、輪行にチャレンジしてみるのもいいかもしれません。



『鉄道で広がる自転車の旅 』
 著者:田村 浩
 出版社:平凡社
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