インタビュー:桐谷美玲「モテないんです私」
女優の桐谷美玲と佐野和真がダブル主演を務める映画「音楽人」が、5月15日に公開をスタートした。桐谷は、テレビ朝日系のドラマ「女帝 薫子」で連続ドラマ初主演を務めており、今回は、スクリーンでも主演デビューを果たすことになった。中高生に絶大な人気を誇る彼女に、作品についてはもちろん、私生活や、恋について話を聞いた。
――今回の「音楽人」はどんな作品ですか?
桐谷美玲(以降、桐谷):ストーリーは音楽学校を舞台に音楽家を目指してる人たちが夢に向かって頑張る姿だったり、あと、ピュアな恋愛が入ってたりすごい青春の爽やかな感じの映画です。――その中でヒロインの詩音を演じられていますが、詩音と桐谷さん自身の共通点は?
桐谷:詩音は、佐野君演じる幼なじみの蒼を支えていくのですが、めちゃくちゃピュアでちょっと天然で、すっごい女の子らしい子なんですよ。でも蒼のことに関しては頑固でどんなにけなされても支えるっていう。小さい頃にした約束っていうのがあってそれを叶えるためならどんな事でもするっていう、すごい健気な女の子なんですよ。――実際の桐谷さんはどうなんですか?
桐谷:フワフワして女の子らしいかと言われれば、そうでもないと思います。割りとサバサバしてる方だよねって言われるので、ちょっと詩音ちゃんみたいになりたいっていう気がします。でも一度決めた事に対しては最後まで突き通すというところは、すごく似ていますね。――では、割と負けず嫌い?
桐谷:はい。ゲームが大好きなんですけど、対戦ゲームは誰にも負けたくないですね。今も控え室でゲームしていました。――どんなゲームですか?
桐谷:ニンテンドーDSで「ドラクエ」とか。「逆転裁判」とか、あと、パズル系とかも。なんでもやりますね。――その中で一番ハマっているのは?
桐谷:全部やるんですけど、今は「逆転裁判」で、ちょうど裁判中なんです(笑)。――裁判中にここに来て大丈夫ですか?
桐谷:大丈夫です(笑)。――物語は音楽の専門学校を舞台にしていますが、音楽の経験は?
桐谷:幼稚園から高1までずっとピアノをやっていたので、音楽に触れる機会は多かったかな。――プロフィールの特技の欄にピアノって書かれていますね。
桐谷:今回、映画の中で初めてピアノを弾くシーンがあって初めて、ピアノを劇中に弾くことができて、やっと特技が生かせたみたいな(笑)。ちょっとだけなんですが、一緒に作曲するシーンがあって。――その曲っていうのはオリジナル曲?
桐谷:主題歌になってる曲、劇中で蒼と一緒に作ったっていう設定になっているので。そういうシーンが実際にあるんです。――バンドを組んだ経験はありますか?
桐谷:バンドは無いです。友達がやっているのを見て、すごいなって思っているだけで。でも、今回はやってみてやりたくなりました、かっこいいーって!――担当は何がいいですか?
桐谷:ドラムがいいです。――キーボードじゃなくて?
桐谷:ドラムがいいです。――好きなアーティストは?
桐谷:なんでも流行ってるのは聴くんですけど、昔から好きなのはSPEEDさんと安室(奈美恵)さん。小学校3年生、4年生の時から本当に大好きだったんですよ。今でもずっと。――SPEEDさんの中では誰が一番好きですか?
桐谷:(島袋)寛子さんです、大好き。――最近、復活しましたね。
桐谷:この前のライブに行って、もう「フゥン!」って踊り狂ってきました。――(笑)。実際SPEEDさんにお会いしてお話したことは?
桐谷:楽屋に行かせてもらって、握手したんですが、もうちょっと本当に…洗いたくないって思いました(笑)。