「こんな読書体験はじめて!」
「iPhoneでの読書も、まったく苦にならなかった」
「この読みやすさはクセになりそう」……。
いま、Twitterをはじめインターネット上で話題になっている“本”がある。4月28日にダイヤモンド社がリリースした3冊の電子書籍だ。
注目したいのは、この3冊は実際に紙の書籍としてもベストセラーになっているものばかり、という点だ。特に紙で50万部を超えて今も売れ続けている『もしドラ』は、発売2週間ですでに1万5000ダウンロードを超えている。Appleが運営するアプリケーションの配布・販売サイト「App Store」でも、発売以来電子書籍(有料)アプリで1位を独走中である。

今回は、これらコンテンツのビューア「DReader」の開発者である高山恭介氏と、ダイヤモンド社書籍編集局の加藤貞顕、常盤亜由子の3名に、今だから言える開発時の苦労話、そして電子書籍の今後の展望を聞いた。(ダイヤモンド社書籍編集局第一編集部 廣畑達也)


手前に並んでいるのが電子書籍版。左から、『もしドラ』(岩崎夏海著、800円)、『大人げない大人になれ!』(成毛眞著、700円)、『ピクト図解 Lite』(板橋悟著、無料)

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高山恭介:DReader 開発者。
人気のiPhoneアプリ「SkyBook」の開発者でもある。


加藤貞顕:ダイヤモンド社の編集者。
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』
『大人げない大人になれ!』担当。


常盤亜由子:ダイヤモンド社の編集者。
『ピクト図解 Lite』担当。

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――そもそも高山さんは、いつ、どのような形でダイヤモンド社の電子書籍プロジェクトにかかわるようになったのでしょうか?

高山 たしか最初は、Twitterを通じてでした。

加藤 去年の12月頃でしたっけ?

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