ついに最終節を迎えるリーガ。すでに来シーズンに向けてバレンシアはウナイ・エメリ監督の続投を発表。バルサのグアルディオラ監督もシーズン途中に1年間の契約延長を決め、新会長が決まればサインをすると発表した。そんな中、R・マドリーのペジェグリーニ監督が続投するのか、それとも解任となるのかが決まっていない。

 後任候補に挙がっているのが、CLでバルサを破ったインテルのモウリーニョ監督だ。バルサとは関係が深かったモウリーニョ監督だが、「これだけ恨まれたらバルサの監督になるのは難しい」と本人も認めるように、バルサに戻ることはできないと語っている。R・マドリーの監督になることについては、「早かれ、遅かれR・マドリーで監督をする」と語り、来シーズンにもサンティアゴ・ベルナベウでモウリーニョ監督がベンチに座る可能性が高くなってきた。

 長期プロジェクトとしてペジェグリーニ監督を選出したフロレンティーノ・ペレス会長。シーズンを通しCL、国王杯の惨敗はあったものの、リーガではバルサと最後まで優勝争いをするなど粘りは見せた。しかし、多くのサポーターは解任を望み、メディアも解任を煽るような書き方でクラブにプレッシャーをかけている。監督を続投させるべきか、それとも解任か。R・マドリー幹部に大きな責任が再び圧し掛かっている。

(スペイン通信)