あまりにも“壮絶”なフリーライター生活

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 商談や大事な会議の場で、いかに相手の“本音”を聞き出すかということは重要なテクニックです。しかし自分のことを考えてみてください。大事な商談では簡単に相手に本心を悟られたくないという心理が働いているはずですし、会議もそう。これは相手も同じです。

 どうすれば、相手に心を開いてもらえるのか。そのカギになるのが、自分が相手に投げかける“質問”です。

 1980年代からフリーライターとして活動している増田剛己さんは、自身の著書『脳を丸裸にする質問力』に次のように記しています。

人は時に相手の質問内容から、その人間力をも判断する。質問力とは、人間力を反映する鏡なのである。(P6より)

 約30年間、フリーライターとして取材活動を行ってきた増田さんはいわば質問のプロ。質問をすることで身を立ててきたといっても過言ではありません。
 そんな増田さんの培った“質問力”の粋である本書は、コミュニケーションに悩む多くのビジネスパーソンに役立つに違いありません。


…と、キレイにはこの記事は終わりません。

 

 “質問の方法”もとても参考になるのですが、この本は随所で語られる増田さんのライター生活のエピソードが壮絶で抜群におもしろいんです。

 30年前の週刊誌編集部の様子や駆け出し時代の増田さんの成功体験や失敗談(中にはSMの格闘技プレイの体験取材でボコボコにされる、というものまで…!)など、当時の熱気や常に体当たりで仕事に取り組んできた増田さんの姿勢がひしひしと伝わってきます。

 「エロからビジネス、グルメや散歩、インターネットや歴史や政治に至るまで何でもやって何でも書いてきた」と語る増田さんの体験談は一読の価値アリです。
(新刊JP編集部/山田洋介)

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